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仕事への向き合い方

どうも、だぴてぃです。
医療現場でリーダーを拝命してからかれこれ5年くらいが経とうとしています。

この5年間、たくさんの失敗をしてきました。文字にすらできないくらい、言ってしまうと顔から火炎放射出せるんじゃないかってくらい、恥ずかしい思いをしてきました。

同時に責任を感じすぎて鬱っぽくもなりました。よく人からは「真面目だね」って言われますが、時たま自分でもそう思います。もっと適当に考えることができたら、どれだけ楽だろうか…って。

でもですよ。患者さんの命に直結する仕事している以上、適当にはできないし、チームメンバーの生活や立場を守るためにも適当にはできないわけです。適当に見えても、その裏ではメチャクチャ考えているんです。

当たり前のことを、当たり前のようにしているだけ。その積み重ねで5年間走ってきましたけど、辞めたくなる瞬間もいくつかありました。

メンバーには悪いですが、もうどうにでもなってしまえって思うこともしばしば。今はそんなことは思わないですが、若い頃(といってもここ数年の出来事ですが)は勤務時間の半分はそんな衝動に駆られていた時期もあったんです。お恥ずかしい限りですが。

そんな激動の期間を過ごしてきて、今はやっと落ち着いてとまでは言いませんが、自分のやっていることや考えていることを言語化しながら仕事できるようになってきました。言語化できると、余裕が持てるもんです。

今日はちょこっとだけ、noteで言語化してみようと思います。(もうこの発信自体が言語化みたいなもんですが)


■患者ファースト

医療職である以上、患者さんの命は絶対です。たとえ自分のプライベートな時間がなくなったとしても、それで患者さん1人を救えることができるならいくらでもやります。

実際は臨床検査技師としてはできることは少ないですが、いち早く結果を出したり、より正確な結果を持って貢献できることはあるはずです。

ただ結果って数値でしかない、文字でしかない、画像でしかない。受け取る側にとっては「出してくれればそれでいいよ」ってのが本音だと思います。卑屈?いや、実際そうだと思います。もしそうじゃない医師や看護師、その他職業の方がいたらコメントください。泣いて喜びます。

個人的には今現在、その「結果」を出すまでにどんなプロセスでやるかってことにフォーカスしています。

ふつうかもしれませんが、職場環境を整えるとか、よりいいメンバーを集めるとか、育成をしっかりするとか、マニュアルを整備してきちんと遂行するとかですかね。こういう当たり前なことを、しっかりこなせないと安定した高精度の結果って出ないんですよね。経験上。

肝心なのは、そのどれもが自分たち都合になってはいけないってこと。常に患者さんが背後にいることを意識しながら作ったり、動いたりする。口で言うのは簡単ですが、実際はいろんな思惑やしがらみが邪魔してきます。

だけどそこをどう突破していくかが、そのチームの強さだったり、想いの強さだったりするのでは?と思っています。



■専門能力なんてどうとでもなる

SNSが発達して思ったことは「専門能力持った人間なんぞ、掃いて捨てるくらいいる」ってことです。いや、ディスっているわけではなく、それだけその分野に力を込めることができる人がわんさかいるってことです。

その中で勝負するのは、個人的には好きじゃない。だって1番にはなれないですから。別に患者さん救うのに1番とかどうでもいいですが、なんというかマウントの取り合いには参加したくないなと。

だったら僕は、そういう人たちをうまく使う側にいたいなと思っています。自分ではできないことをやってもらう。その代わり環境整備は任せろって感じですね。

医療では特にそうかもしれませんが、専門能力に特化した人って、環境整備とか二の次なんですよ。わりと根性論でどうにかしてしまう。そしてできない人の気持ちがわからないんです、あんたらできるから(すみません。ここはディスります)。

自分で出来ないなら人にお願いする。または外注する。たったそれだけです。もちろん収益云々はありますが、とどのつまり「やるか、やらないか」なんです。「できるか、できないか」で考えるのは日本人の悪い癖ですね。

環境整備って言いましたが、雰囲気つくりも大事。ピリついたところで能力発揮できる人なんていないでしょう?いるとしたらピリつかせている本人だけ。そういう不良債権をさっさと処分するのも、リーダーの仕事です。トータルでマイナスになる要素は、ドライに処理するしかないんです。これが現実。

少しアメリカ的な考えかもしれませんが、理想論では人は救えません。腐ったみかんの周りは、みんな腐っていきます。だから元を断たないといけません。

そんなことも考えながら、チーム作りは進めないといけないってことを、痛いくらいに学びました。


■ってことで

スキが集まれば反響ありってことで、このシリーズ進めていこうと思います。医療現場のリアル?しかも全然知られていない臨床検査技師って職業のリアルを公開していければと思います。

ざっと20分くらいで書いてしまったので、誤字脱字、脱線ござれな文章ですがご勘弁を。

ではまた明日の投稿でお会いしましょう!



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