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チームでアイデアを通したい!そんなときは自分の立場をしっかり把握しよう

どんな職種でも新人さんにとっては信用を得ることって結構ハードル高めですよね。

信用を得るにはまず「チームのルールに従って働き、目標達成まで貢献すること」が一番早いです。というよりコレ以外は時間かかって仕方ないです。

働いていると「あ!このアイデアめっちゃ使えそうなんだけど、採用してもらえるかな?」ってことたくさんありませんか?ぼくは新人のころからたくさんあって、改善しまくりたい欲求ばかりでした。

でも、、、いくらいいアイデアでも、新人がいうのと先輩がいうのでは全く信用度が違ってきますよね。これは先輩や周りがバイアスに掛かっているとか、頭ごなしに否定しているとか関係なく【信用】の問題だったりするわけで。

もちろんそういう先入観を持たないで判断出来る人もいます。(そういう人は同じようなことで昔苦しんだ経験があるとか多いですけど)

ここで「先輩のせいでアイデアが採用されなかった!」とか「なんで周りはわかってくれないんだ!」って思うことは非常に簡単です。だってその方が楽だから。

できることもやらないで人や環境のせいにするのは違いますよね。それはただ自分が向き合わなければいけない問題から逃げているだけ。それじゃあ自分の思ったことはできません。

ではどうしたらいいのか?その答えは【人間やチームの特性】を知ることにあります。

立場が弱いときに取るべき戦略とは?

なんだかビジネス書みたいな見出しですが、至って簡単なことなのでご安心くださいね。

地位が低かったり、立場が弱かったりするときには意見やアイデアはまず通らないと思った方がいいです。むしろゴリ押しすると嫌われます。ではどうしたらいいのか?

それは【協力を申し出る】です。協力しますと言われて嫌な人間なんていません。いたとしたら相当な変わり者なのでそれは無視しときましょう。
もちろん1回協力を申し出るだけでは足りません。何回もです。

そうしているうちに信用ポイントが溜まってきて、アイデアや意見を求められるようになってきます。

これを特異性信用と呼びますが、まずはこれを得ることが第一歩となります。

受け手が嬉しいポイントとは?

継続的に協力を申し出ることで「特異性信用」がたまると言いましたが、具体的にどんなことを申し出ればいいのかわからないですよね?

そんな方のために簡単なリストを作ってみました。次の4つを押さえればまず問題ないでしょう。

・手伝いを申し出てくれる
・人脈を作ってきてくれる
・情報収集をしてきてくれる
・自分の評価を求めてくる

これはノースカロライナ大学アリソン・フラゲイル氏の実験で明らかになったものですが、とくに管理職の人はこういうことをされると、とてもいい気分になります。(経験上たしかに間違ってません)

ポイントを抑えないで進言しまくるとどうなるか?

◆関係性を利用しろ!
上司に意見したり、問題点を指摘することはとても大事です。ぼくもメンバーにはどんどん言ってもらえる場だったり、裏工作としてメンバー間の関係性を使って情報収集しています。

たまたまこういう勉強をしている上司やリーダー、マネージャーがいればラッキーですが、少なくてもぼくの周りにこんな勉強をしている人はいません。
それくらい無関心で、大事にされていない領域です。医療職だけなのかもしれませんが、ノンテクニカルな部分を疎かにしている人が多い印象です。だからこそ、アイデアを出す立場にいる人は今日のポイントを押させておいて欲しいです。

もしアイデアを進言する側が、出来ることをやらないで言いたい放題言っていると…

・昇進や昇格を受ける確率が低くなる
・仕事をお願いされる確率が減る(信用の問題から)

なんてことが起きてしまいます。

◆承認欲求から目を背けるのはNGです
「別に昇進や昇格を目指していない」だったり「仕事をお願いされたくない」って人は、いますぐこのnoteを閉じてください。
でも、人間には承認欲求があるので少なからず認められたい気持ちはあるかと思います。
この気持ちから目をそらすのは得策ではありません。それは自分の可能性をも閉じてしまうので。

ポイントを抑えることは、相手に媚びることではありません。この辺を勘違いされる方もいますが、もし感覚的に媚びているなーと思ったらやり方を変えればいいだけの話です。

このnoteをご覧になっていただいた方は、上昇志向や最上思考、なにより自分を変えたい、もっとよくしたい!って気持ちをもってらっしゃると思いますので、そんなつまらないプライドは持ってないと信じていますが、もし少しでもあるなら…まずはプライド捨てましょう(笑)1文の得にもならないので!

できることからやるのが効率的

とはいえどうしてもアイデアを通したいとか、意見を言いたいときだってあります。

時にはセオリーガン無視で行動することも大事です。ただ、それはちゃんとした行動方法を知った上での話です。何も知らないでワーワーいうのは変人認定受けるので得策ではありませんね

本当に自分の意見を通したいなら【特異的信用】を溜めつつ、意見を通せる環境つくりをしていきましょう!少なくても今日このnoteを読んでくださった方ならできます。たった4つのコツを押させるだけでも、劇的に変わるはずです。

そのためにも心理学や行動経済学、マネジメント論を学ぶことは大切ですね。

ではまた明日の更新でお会いしましょう!

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現在、メディカルスタッフためのマネジメントサークル【えむてぃ】を運営しています。現役の臨床検査技師で管理職だからこそできることを中心に発信中で、検査技師の実情に合わせた投稿や、医療職であれば絶対に学んでおきたいスキルだったりマインドを発信しています。

また、多職種の交流も大切にしています。こちらはこれから伸びていくと思っているので、どんどんご参加していただければと思っています。

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