田中一村展に行ってきました!
12月1日まで、
上野の東京都美術館で開催中の、
田中一村展に行ってきました!
到着時に長蛇の列がなっていて、
「何事?」と思って監視員に聞いたら、
とにかく並んでくれと…。
こんな長蛇の列だなんて、去年の夏のSOMPO美術館に山下清展以来?と思って、
もう1回監視員に聞いたら、
「館内の火災報知器が作動して…」という理由を2度目の質問で言いやがった…。
なぜ最初のアナウンスで言わないの?障がい関係なく、誰もが謎に思うよ。
私は今さっき来たんだから…。
監視員の女のポンコツさにひいて…。
まあ気を取り直して、田中一村展の会場へ。
確か前回のデ・キリコ展もデ・キリコの世界観が詰まった会場の空間デザインだったけど、
今回の田中一村展も、空間デザインが素晴らしかった!
シンプルだけど、一村の感覚が伝わってくるかのような空間デザイン。
そして一村の作品を初めて間近で鑑賞。
今まで見たことないような独特な絵のタッチ。
なんとなくよ、なんとなく思うことは、
みんなと同じ、みたいな風潮が強かった一村の生きた時代には、
合わなかった美しさなのかな?と思った。
今評価されるのは、
一村にはとても壮絶な時だったかもしれないけど、
苦しみと独自性の組み合わせが、
時代に合っているからかな?
もし一村が今の時代に生きていたら評価されてたか?というのは謎だと思う。
一村があの時代に生きて、
あの時代で苦闘して、
それでも屈しない強さがあって、
だからこそ今評価されるのだと思う。
正直言うと、死後に評価されるなんてなかなか味わいたくないことだと思う。
生きているときに評価されたいよね。
けど、どんな時も自分を見ている人がいる。
そういう生きる上での大切さを絶対に忘れずに生きていきたい、
そういうメッセージを得たような気がしました。
グッズは想像以上にバラエティ豊富で素晴らしかった!
この展覧会の予告が始まったばっかの時、
まだ田中一村のことを知らなくて、
チラシデザインとかがすごくシンプルで、
「これが東京都美術館で行われる展覧会なんだ…。」とびっくりしたけど、
想像以上にいい期待を持てた素晴らしい展覧会だった!
12月1日までです!
東京都美術館です!!
今日NHKEテレの日曜美術館で田中一村の特集がされていましたが、
来週の夜再放送がありますので、
それもご期待!!!
私は今日見ました♪
あと来週かな?NHKのBSでも田中一村の特集があるみたい?