コミュニティー時代に生き残る会社の条件・「新世界」を読む
ようこそ「新世界」の世界へ。
この記事はお笑いコンビキングコングの西野亮廣さんの著書「新世界」をその章立てごとに読み解くことで、より「新世界」という作品をあんたに楽しんでもらうための記事だ。
今回は17回目。「コミュニティー時代に生き残る会社の条件」の章を読み解いていこう。
目次はこちらね。
コミュニティが可能にすること
SNSが隆盛となっている今という時代、俺たちはまるで息をするがごとくに発信をして、「ああ、このヒトこんな事やってんだ」くらいの認知をしてもらうってのは普通の世界になってきている。
実際、数多くのSNSで自己紹介ページみたいなものが普通に書かれているのをあんたも見たことがあるよな?
ところがだよ。この自己紹介ページってあんまり最初っから読むケースってレアなんだと思うんだよね。
どっちかって言うと、「あ、このヒト、オモロそうなことやってんじゃん」っていうとこからそのヒトの興味ってもつじゃんか。
で、興味を持ったら自己紹介ページで詳細を見るみたいな流れが普通だよね。
で、興味を持って行って、そのヒトがなんか商品出しているって知ったりすると、そのヒトのことをオモロイことをやっているヒトだって知っているもんだから、そのヒトの商品をぽいっと買ったりもするよな。
エンタメ研究所ではTwitterの鍵アカウントを利用したサロンメンバー同士のやり取りをする「村」があるんだけれども、そんな中でも結構な数の商品がすでにお金を動かしている。
おお、ロボTに新作が出たのか。
※なぜロボットとサロンメンバーが関係しているのかは是非メンバーになって確認してみてね。
このシャツだって「買いました~」なんて写真投稿が毎日のように出回っている。
どうやら手作業で作っているらしいからなおさら愛着がわくってもんだよな。
そうなってくると、このTシャツを作ってくれるヒトにもデザインしてくれるヒトにも愛着みたいな感覚が生まれて、また新しいファンが出来るってなかなかな循環が起きているんだよ。
この循環を生み出しているものは何か?
それはエンタメ研究所のメンバーは「西野亮廣さんがオモロイことをやっている」という共通の価値観を持っているという信用をお互いに持っているってことなんだと思うんだよね。
そう言うコミュニティが成立している世の中において、「会社」の役割ってのは何か?
そいつを教えてくれるのが、今回の対象である「コミュニティー時代に生き残る会社の条件」の章だ。
個人にとって、会社の意味合いが意味変しつつあるってことなんだ。
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