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「好き」を取り戻せ!

あんたは今日も自分の中にある「好き」を追い求めて過ごしているかい?

俺たちくらいのオッサンともなると、なかなか自分の「好き」にフォーカスした活動ってのは難しいところがあるよな。
サラリーマンだったら、半期ごとの目標に向かって何が出来るかを考えなきゃダメだし、家族がいるなら家族の幸せってやつについて、いつだって頭の片隅においておく必要がある。

要するに自分の「好き」ってやつについてないがしろにしてしまいがちだよな。

ところが、どうやら世の中はちっと変わってきているらしい。
〇〇会社のあんた、ではなく「あんた」にフォーカスされる世界観だ。

今回はこの「好き」ってやつを突き詰めるってことについて考えてみる回だ。

ちっと一緒に子供の頃の心ってやつを取り戻しに行かないかい?

「好き」を組織でブーストする世界

今回、こんな事を考える切っ掛けをくれたnoteがある。

それがコイツだ。

西野亮廣さんの活動をバックアップしている会社である㈱NISHINOのインターン生であるまーちゃんこと蒔野真彩さんのnoteだね。

まーちゃんはインターン生という立場で実にいろんな事にチャレンジしている。

オッサンの俺から見れば、どんだけバイタリティあるんだ!って思っていたんだけれども、この記事を読んで、ちっと腑に落ちた。

彼女にあるのはバイタリティではなくて強烈な「好き」というエゴなんだ。

例えばこんな風にまーちゃんは書いてくれている。

例えば、わたしはドイツが好きで「ベルリンの壁で個展をやりたい!」と言っているのですが、わたしにとってみれば、ドイツにいけたり、文化に触れたり、現地のアート関係の方と繋がりができること自体がメリットなので、「ドイツでやる個展の内容」や「アプローチの仕方」は、徹底的にチームにとって良いものを考えるようになります。
出典:まーちゃんのnote

つまりはまず最初にあるのが自分の中にある「好き」であって、それにつなげるために会社って組織を利用している
会社を利用するためには、組織にとってのメリットが必要なので、そのメリットを設計するって順番での思考経路だね。

なるほど。そいつは盲点だ。っていうか忘れていた。
会社に入りたてのころは「この会社を利用してやる!」くらいのことを考えていた気がするけれども、いつの間にか「日々をこなす」ことに追われて、俺という個人が俺自身の中心じゃなくなってしまっていたんだな。

自分の中心を思い出す

そうなんだよ。俺たちだって子供の頃は俺たちの中心に俺たちの「好き」がキッチリと居座って居たんだと思うんだよね。

もぉ息をするように自然に「好き」なことばっかやっていたような気がするんだよ。

ところが、俺たちは日々の生活に追われることで、「好き」を自分の中心からそらすってことを覚えちまう。
なんでそんな事するのかって言えば、「好き」を追い求めていくと、日々のやらなきゃならないことに自分の時間を奪われる苦痛に耐えきれなくなるからなんだと思うんだよね。

俺たちオッサンにとって、何かを我慢するってことは、もう生活の一部だ。
もはや苦痛すら感じることなく我慢をすることに慣れてしまっている。

それは俺たちの中の「好き」を俺たちの真ん中からそらすことで得た、ほんの少しの安寧ってやつなのかもしれないな。

でも、これからの俺たちに必要なのは、俺たち自身の価値ってやつになる。
なぜって?
インターネットによって細分化されてしまった俺たちのニーズに会社って組織の単位では対応しきれなくなるのが火を見るより明らかだからだ。

企業という単位で今のばらばらになってしまったニーズを捕まえに行くのは現実的に不可能だ。
あくまで企業は「多くのヒト」が求めているサービスを提供するってのが本道だもんな。

そうなってくると、その「多くのヒト」向けのサービスで拾いきれないニーズってのが出てくる。
そいつを拾っていけるのって、個人しかないと思わないか?

で、俺たちの価値を高めるには、俺たちは行動を続ける必要があるよな。

そして、その行動を続けるために必要なこと。
それがその行動が俺たちの「好き」につながっているってことだってまーちゃんは教えてくれたわけだ。

そしたらさ、俺たちは俺たちの中心からちょっと避けてしまった「好き」をもう一度体の真ん中に置くことから始めるしかないような気がするよね。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは俺たちの「好き」を取り戻せると思うかい?

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