ワクチンは万能ではないことを考える
あんたもファイザー製の新型コロナウイルスワクチンがイスラエルで世界最速で接種が進んでいるってニュースを見たかい?
何でも2回ワクチンを打てば発症率を0.001%にするとかいう情報も跋扈している。
ただ、このワクチンについては通常通りの治験を通っているわけじゃないので、その効果がどのくらい持続するのかもわからないし、そもそもワクチンってのは発症を抑える仕組みであって、感染を抑えるものじゃない。
俺たちはもしかしたら今年から毎年2回ワクチンを接種しないと生きていけないとか言うなかなかなディストピアに突っ込もうとしているのかもしれない。
今回は過去の薬害について調べてみる回だ。
ちっとおっかない話だけれど、付き合ってくれよな。
戦後直後に起きたワクチンに関する薬害
日本の戦後に起きたワクチンに関わる薬害事件を調べてみると、最初に起きたのはこのジフテリア予防接種禍事件だって出てくるんだよ。
全然知らなかったんだけれども、どうやら特定の製造ロットのワクチンを使うと重篤な副作用が発症してしまったって事件らしい。
これはワクチンの製造過程で安全性の確認方法の不備によって起きたそうだ。
具体的に言うと、大丈夫かのテストを行うサンプルを同一ロットの中からピックアップしちゃったらしくて、製造工程の問題に気がつけなかったってことらしい。
今回の新型コロナウイルスワクチンは大丈夫なのか?って調べてみたけれど、このあたりの課題をクリアしているかどうかってのはわからなかった。
ファイザーだってこの事件は知っているんだから、対応はしていると思うけれどね。
ヒトはミスをする生き物という前提
ジフテリア予防接種禍事件の例を見ていくと、明らかなヒューマンエラーから生じた事件だってのがわかる。
そのヒューマンエラーはシステムエラーが引き起こしているって見方もあるとは思うけれども、そのシステムエラーを当時のヒトは検出できなかったわけえだ。
今回のファイザーにしてもアストラゼネカにしてもジョンソンアンドジョンソンにしても、そのあたりは同じだ。
しかも突貫で作っているもんだから、通常よりもそのエラーが含まれている可能性は高いって思っとかないといけない。
その事を踏まえて、十分なワクチンが供給される状況になっても接種を控えるって判断をするヒトは一定数出ると思うんだよな。
ワクチン警察を生んでしまうって予想
おっかないのはそう言う判断をするヒトを俺たちはきっと攻撃し始めてしまうんじゃないかってことだ。
自粛警察ならぬワクチン警察ってわけだ。
でもね、そう言う事をし始めてしまうヒトが出てきたとして、その行動は色んな意味で間違ってると思わないか?
だって、最初にも書いたけれど、そもそもワクチンは発症しないようにする仕組みであって、伝染しないようにする仕組みじゃない。
つまり、ワクチンは本人の発症を抑えるだけで、周りのヒトの発症とはなんの関係もないってわけだ。
仮にほぼ全員がワクチンを接種したとしても、新型コロナウイルスの伝染そのものは無くならない。
しかもワクチンの効果時間はまだ未知数だ。
半年で効果が切れるヒトと1年持つヒトみたいに個人差があるかもしれない。
そうなってくると、もはや発症そのものも当分の間はコントロールできないってわけだ。
こう考えていくと、マスク無しで生活出来る日々って、もう絶対戻ってこないんじゃないかって思うんだよな。
その前提で考えていったときに、突貫で作った危険性をクリアしているかどうかも怪しいワクチンを国民にできるだけ早く接種させるって方針もいかがなものかって思い始めちまう。
もし、このワクチンで重篤な副作用が1年後に発症するようなことがわかりましたってなったら、どうなっちまうんだろうな?
今とは全く別のパンデミックが起きちまう。
ワクチン開発には時間がかかる
じゃあどうしろって言うんだって?
本来、ワクチン開発ってのはめちゃくちゃ時間がかかる。
上記サイトによれば、ワクチン開発に何十年かかるってのはザラなんだそうだ。
多分、今回のワクチンで問題が0ってことはない。
だとすればイスラエルのような国の情報をできるだけ正確に捉えた上で、対処方法を検討しながら進んでいくしかないってことだよな。
なによりも「ワクチンを接種したから大丈夫」なんてことを思わずに、常にアンテナ立てながらおっかなびっくり生きていくしかないってわけだ。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちは、その恐怖とともにある生活に耐えていけると思うかい?
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