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書籍について

このテーマ、大先輩から書いてみよとバトンを渡され、ではと書き始めたものの、すぐに筆は止まりました。はて、私が紹介する書籍とは、、?

独立するにあたっての必携図書は皆さん共通でお勧めしているもので間違いないです。商業登記ハンドブック、青山先生の名変の手引あたりでしょうか。

以前noteでも少し触れましたが、私は結構購入に失敗した方だと思います。わけもわからずとりあえず手あたり次第買って開いて、こ、これは、、、欲しい情報が何もない、、、とすぐメルカリに出したり(売れない)。
1行でも自分が探していることについての記載があればその本は買って良かった本と言えますが、やみくもに買っても仕方ありません。

ところで、私は業務をあまり限定していません。今は不動産登記と商業登記が半々くらいの割合ですし、良くも悪くも固定の仕事というものがない。なので、申し訳ないのですが皆さんの役に立つ立たないはこの際横に置いておいて、超個人的理由で買っといてよかったー!!!と祀った本をいくつかご紹介させて頂ければと思います。

1.不動産登記の実務相談事例集Ⅱ

Ⅰもあります。すごく悩んでいた案件がこれでばっちり解決し小躍りした記憶。FAQとしては数は多くありませんし状況がニッチですがハマると強い、そんな本です。


2.事例で学ぶ会社法実務 会社の計算編

実務に出て、真っ先に困ったのが決算書の類。私自身数字は大の苦手。正直、全部税理士の先生に聞けばいいし~と初めのうちは思っていました。しかし、あまりにも知らないとそもそも話が通じない。この「苦手な人必携!」に惹かれて買いました。超ーわかりづらい会社計算規則のとっかかりとしても重宝しています。でもまだ苦手。一生苦手。

3.DES・DDSの実務

これも、独立前にタイコさんDESって知ってる?と聞かれ「なんデスかそれは?」と答えた部類。試験勉強で出ない(出てるかもしれないけどスルー)論点については、独立後に「なんデスか」とも言えませんので勉強しなくてはなりません。この本は知識の整理から登記実務まで網羅しているので使いやすい。今は第4版が出ています。

4.合同会社の登記

思ったより合同会社ってニーズがあるんですよね。株式会社脳になってしまっているのをこれを読んで強制的に合同会社脳に切り替える。書式例も豊富でほしい情報がズバリ!なので読んでいて気持ちが良いです。

5.基礎からわかる表示登記

改めて聞かれるとうまい言葉が見つからずモゴモゴしてしまう用語だったり、表示登記でん??と思う記載を見つけたりしたとき、辞書的な感じで開いています。読むたび土地家屋調査士って素敵だなあーーと憧れますが、あこがれだけにとどめます。√とか、無理。

6.わかりやすい戸籍の見方・読み方・とり方

同期から教わり独立して最初に買った本(これと商業登記ハンドブック)。
慣れるまではこの本を片手に、戸籍解読していました。そもそもの毛筆が読みづらいんじゃという点はさておき、ポイントが押さえられていて使いやすい本です。


同業者の本棚って魅力的に映りますよね。私も概ね同業者の紹介、ツイートや本棚の写真を参考にして買っています。あとはM書店で手に取ってじっくり選ぶ(大迷惑)。
電話で聞いたりブログ検索も良いですが、やはり本でじっくり探して汗かいて検討して解決する、それもこの仕事のひとつの醍醐味かなと思います。



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