医療従事者に感謝した?バンクシーの新作からアートとデザインの違いを思い出した。
おはようございます。
梅本です。
今日のnoteも音声収録のついでにガーッと書いていきます。
(目標書き上げ時間10分。)
今日の podcast はGW明けに発表されたバンクシーの新作について。
昨日、小学生新聞を読んでいるとバンクシーの新作が、イギリスの病院へ医療従事者の感謝を綴った手紙とともに送られたというニュースを見ました。
小学生新聞の内容は上に書いた通りの内容だったのですが、SNSを見ているとこれは行政や大衆への皮肉&風刺画だと議論が盛り上がっていました。
つまり、感謝か?もしくは皮肉か?という作品に対する読み方が真っ二つに別れておりました。
これを見て、アートは問題を提起してデザインは問題を解決するという定義を思い出しました。
バンクシーはプロデューサーとしても秀逸。
自分はこのながれを見るときはベタなフレームワークで整理します。
いつ、どこで、誰に。とか。
今回のケースでいえば、
いつ:5月8日の世界赤十字デーに
どこに:コロナの治療薬を研究するイギリスの病院に
かなと。
で、世界赤十字デーはどんな日か?を調べると創設者のアンリ・デュナンの誕生日に因んだ国際デーです。
その思想はすべての人間を救っていく思想もあるようですが、ナイチンゲールの医療従事者の献身性に甘えると持続可能な医療体制がとれないよーという警鐘を鳴らしたことも思い返されるようです。
なので、問題提起をしやすいこのタイミングにあわせてバンクシーが作品を発表したのであればアーティストとしてもプロデューサーとしてもすごいなと。
自分の意見を出すなら、ファクトに基づいた案を並列に用意せよ
それから、自分の意見を出すことが大事とよく言われます。
でも、「わたしがこう思ったから」だと説得性にかけてしまいます。
大人であれば、Aという意見、Bという意見、(Cにもあるぞ)など、並列になれべて、それらを踏まえて自分はどう考えるのか?を出すことが大事です。
なので、今回のバンクシーもいろんな意見を知って、最終的に自分はどう思うのか?まで言語化するとおもしろい訓練になるんじゃないか。
そんな話をしました。
(16分…)
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