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在日UAE大使館認証を自分でやる方法

日本からドバイに引越しをするとき、日本の機関が発行した公的書類をドバイでも有効な書類として認めてもらうために、在日UAE大使館で認証を受ける必要があります。

在日UAE大使館での認証プロセスと方法について、業者を使わずに自分でやる情報が少なかったので、大使館認証の方法について解説します。少し手間ですが、高い費用を払う必要もない程度の作業でした。

こんな人に向いています。
✅ UAEで日本の公的証明が必要
✅ ドバイに夫婦で移住する
✅ ドバイ現地で就職する


前提

今回は「戸籍謄本」を認証してもらう方法をご紹介します。日本で婚姻関係にあることをドバイ政府に証明するため、最終的にアラビア語に翻訳された大使館認証済みの書類を提出する必要があります。

やることの流れ

  1. 役所から戸籍謄本を取得する

  2. 英語に翻訳する

  3. 翻訳証明書を作成する

  4. 公証役場で公証してもらう

  5. 在日UAE大使館(渋谷区南平台)を予約する

  6. UAE大使館で書類を受け取り

① 戸籍謄本の取得

通常通り、自分の戸籍がある管轄の役所で戸籍謄本をもらいます。

② 英語に翻訳する

英語の翻訳作業は、業者に頼むこともできますが、自分でもできます。ただし、単語を正確に翻訳する必要があります。単語が間違っていると、返却されて時間が無駄になってしまうので、かなり注意しました。申請代行業者のサイトを参考に正しい単語で翻訳版を作ります。

戸籍謄本の原本と、フォーマットや文字の位置が対応するように、英語版の戸籍謄本を作り上げます。

③ 翻訳証明書を別で作成する

②の英語版戸籍謄本は、大使館から承認を受けていない、素人の翻訳(私文書)になるので、翻訳証明書を別紙で作成します。フォーマットは、ネットにたくさんあります。署名欄は空欄にしておきます。

④ 公証してもらう

②、③の私文書を公証人に公証してもらう必要があります。つまり、翻訳者が公証人の面前で翻訳証明書に署名捺印することによって、翻訳者の意思にもとづいてその書面が真正に成立したことを確認する公証人の認証文(日本語と英語)が付きます。

書類の並び順、公証役場の予約が必要かどうかは確認してください。

書類は上から、翻訳証明書、英訳戸籍謄本、戸籍謄本原本の順番です。
都内だと、ワンストップサービスを使い、外務省の公印まで公証役場でもらえます。所要時間は1時間程度です。

⑤在日UAE大使館(渋谷区南平台)を予約する

電話もしくはメールで予約します。(予約メールアドレスは非公開みたいなのでここに記載することは控えます。電話で問い合わせしてみてください)

注意点は下記です。

  1. UAE大使館での認証は、午前中のみの受付

  2. 認証は、中2営業日ほどかかる。受け取りは午後の時間帯のみ。

このプロセスがめんどくさい人は、代行業者に依頼できます。英訳した認証済み書類を持って、ドバイについたあと、現地のタイピングセンターで翻訳、認証までを行います。

⑥ 在日UAE大使館で書類を受け取る

繰り返しになりますが、受け取りは午後の時間帯のみです。
書類の最後ページの裏に認証が押されているか確認しましょう。


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