2拠点生活のススメ｜第360回｜徳島宿プロジェクト始動します！

明けましておめでとうございます。

正月早々、いきなり宿プロジェクト始動なんて偉そうに言ってはみたものの、あくまで現時点では宣言に過ぎず、実はまったくの白紙状態です。

２年前コロナ禍で、事務所兼ギャラリーを整理したときから密かに考え、理想に相応しい物件は無いか、ずっと探し続けてはきましたが、やっていたのは物件を見ながらの単なる夢想。どこかで、面白そうな物件を見つけたら始動しようとか、まだまだコロナ禍だしなとか、すぐに始めないことの言い訳を確保しながら過ごしてきただけでした。

２年にも及ぶ自粛期間の中で、一人徳島で過ごす時間が増え、暮らすということを根本から見つめ直す機会を得ました。還暦を直前に控え、これからの人生どうすれば楽しく生きていけるのか、年を重ねても続けていける豊かな暮らしとは何なのか、いつの間にか見失なってしまった「心の充実」をどうしたら取り戻せるのか。

時間は掛かりましたが、ようやくその答えにたどり着きました。

仕事も、暮らしも、与えられるものの中に真の楽しさや満足は無く、何でも自分で動いてやってみる「面倒くさい」を積み重ねた先にしか、そうした心の充実感が生まれて来ないと気づいたのです。しかし、その「面倒くさい」をまだまだ打ち破るところまでは至らないのが現実。

だからこそ、あえて年の初めに宣言したいのです。

今年、大人が一人旅を楽しむための宿を徳島で始めます。

現時点では、先立つものも知識も圧倒的に足りていません。民泊についての法律関係書を読みあさると同時に、全国の様々な宿をリサーチ、自分がやりたい宿のディテールや仕組みを固めると同時に、国の事業再構築補助金獲得に向け、事業計画書を書き始めています。

これは、そうした想いをさらに加速させるための宣言。

これからもこのnoteで、進捗状況を報告していきます。きっとこの先、様々な困難が待ち受けていることでしょう。そんなひとつひとつを包み隠さず書くつもりです。叱咤も激励も大歓迎。これから始まるこの宿プロジェクトを私と一緒に楽しんで頂けると幸いです。

今年もイボンヌのnoteにお付き合いのほど、宜しくお願い致します。

今日の一首｜イボンヌ｜note

PS. 短歌のマガジン始めました、こちらも楽しんでもらえると幸いです。