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2拠点生活のススメ|第311回|心震える再会

youtubeを漁っていて、長谷川きよしさんの歌う「傘が無い」に出会った。

歌もさることながら、そのギターに一瞬で心を掴まれてしまった。長谷川さんと言えば、全盲のフォークシンガーという印象しか無かったし、失礼ながらすっかり過去の人といったイメージだったのだが、彼の演奏と歌を聴いて、大いに反省。バリバリの現役やんというか・・・すっかり虜になってしまった。

そこから、いろんな歌を聴きまくる。椎名林檎さんも長谷川さんに魅了された一人、自分からオファーして一緒にライブをやったりしていることを知った。

長谷川きよし・椎名林檎 / 灰色の瞳

フランス人のアコーディオン奏者パトリックヌジェと一緒に歌う「黄昏のビギン」も良かったな。日本の歌にこれほどフランス語が似合うなんて。二人の世界感がとても気持ちいい。

すっかり長谷川さんの世界にやられてしまった。大阪でLIVEがあったらぜひ見に行きたいな。本当は目が見えてるんじゃないか、そんな気がするほどのギターテクニック。ヨーロッパなどでもLIVEをされているようで、シャンソン、ラテン、ジャズ、ポップスなどの要素を取り入れ、唯一無二のスタイルを確立。単なるフォークシンガーなんかじゃ無い。いやはや恐れ入りました。

長谷川きよし / 別れのサンバ

「歌って生活できればそれでいいと思って、あとは流れに任せてここまで来ました」と話す長谷川さんは御年72歳。デビュー曲「別れのサンバ」を改めて聞いて、まったく古さを感じないどころか、とても新鮮にココロを揺さぶられてしまった。

凄いわ、長谷川きよし。

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