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「日刊森プラス」てんこ盛りの一日|森と町、二拠点生活、日常と気づき

my forest, my home.
自分でつくる森の暮らし。

信州小諸と東京近郊を行ったり来たり。


そんな暮らしを始めて約2年。気づきと人生初の連続。


その時、思いついたこと、降りてきた言葉たち......


残さないと忘れてしまう。


何気ない日常にこそ意味がある。

森と町の二拠点生活、場所を選ばす仕事がしたい人の参考になれば。




森の一日。


朝寝床ワーク。日報整理、玄関ドア情報収集。


無垢ボードなるものを知る。間仕切り戸はこれかな?探そう。


6:00起床、朝仕事ルーティン。キッチン製作記事のまとめ。


少し早めに現場フィールドへ入る。設備工事は継続中。

キッチン立板のコンセント箇所だけくり抜く。


クランプで押さえてカットする。これだけで精度が上がる。


ひと手間だが、DIYの基本のキ。もっと早くからやっておけばよかった。

給湯器がお目見え。まさに生活インフラがひとつずつ。


午前中、サポーター建築士がやってくる。


テーマは完了検査へ向けた最終チェックと玄関ドア製作レクチャー。


ロフトに上がったり、必要な箇所を見てもらう。大筋問題なさそう、ホッとする。


続いて、玄関ドア製作の講習会。図解しながら丁寧に教えてくれる。


でありながら、今回も人生初の連続、半端ない情報量でオーバーフロー気味。


すぐに取り掛からないと忘れてしまう。笑


外側の面材は外壁と同じ唐松にすることに。サポーター建築士経由で製材屋さんに在庫をきいてもらい、その場で発注する。


配達とか言っている場合じゃない。いつ取りに行く?ということで、今でしょ!でお願いする。


現場が見れる絶好の機会、建築士の計らいで工場を見学させてもらえることに。

長和町まで車を走らせる。現地到着。皮をむいた唐松たちが並んでいる。

もうここから興味津々。

ミニ見学ツアーがスタート。この機械で皮をむく。タイヤで回すとは面白い。

挽かれた材は一つひとつの工程とともにベルトコンベアのように流れていく。

人の手を最小限にしたオペレーションに驚かされる。

最終ステップでチップになり、製紙工場へ運搬されるそうだ。

切り屑は燃やして乾燥機に使う。唐松一本すべてをむだなく循環。素晴らしい。

こうして出来上がった材は手作業で一枚一枚手入れが施される。


職人さんの鮮やかな手さばきにしばらく見入る。


一本一本への愛情を半端なく感じる。


工場内がきれいに清掃されている。スタッフのみなさんもアットホーム。


細部に神が宿るとはこのことだろう。


仕組みにして効率化しているところ、人の手で一つひとつを仕上げるところ。


両者がうまくかみ合った他にない現場。

同行してくれた建築士が伝えてくれた通りだ。

唐松は反り、歪みがあって使いづらいとされてきた。一方で信州の木の代名詞。


改良を繰り返し、他にないこだわりの逸品に生まれ変わらせる。


仕事にかける熱い想いが伝わってきた。




こんな世界が一つまたひとつ、広がっていくことを願う。


それにしても木の話はどれだけ聴いていても飽きない。笑



帰り道、カインズで室内側の面材探しと芯材を入手してフィールドへ戻る。

面材で適当なものがない。どうする?


近くのビバホームも候補だったが、それより先に何度か通った上田のムサシへ行ってみることに。


久しぶりにやってきた。雨が本降りに変わる。

羽目板の種類が豊富。値段もリーズナブル。目ぼしいものが見つかる。

芯材も適当なものがあったので買い直す。ここにあったの?という感じ。

思っていた以上の品揃え。ドアの展示もあり、じっくり見たいけど閉店が間近で残念!

間仕切り戸に使えそう材もある。後でみれるよう写メ。

ここには二等品といった掘り出し物がある。次に手掛ける倉庫小屋のときに助かる材料。


遅くなったので、途中で看板が気になったラーメン屋へ飛び込む。

しょうがが効いて濃い味噌とマッチ。身も心も満たされた。

フィールドへ戻り、材料を下ろして店じまい。時計の針は21時。



長くて濃い一日だった。さあ明日からは玄関ドア。がんばろう!


今日も元気でありがとう。

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