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ほうの木

MIDORIです。3回目の今回は朴木(ほうのき)について。
たくさんある好きな樹木のうちのひとつです。

先日、山で朴木の枝を拾いました。先にはつぼみがついています。拾った辺りは去年伐採されたあとで、朴木も、その時細かくされた後のものだと思われます。
 このまま水に挿したら花咲くかな?と同僚のおじちゃんと話しながら、つぼみのある枝を2本持って帰ってみました。
 
 モクレン科の朴木はまっすぐ高く育ちます。花は大きく白くて、咲き始めは特に可愛らしいなあ。と春に眺めるのが楽しみです。なかなか手が届かず、眺めるばかりが多いですが、以前、低くついた花の香りをかぐことができて、ほんのり甘い香りと、柔らかい花びらの手触りに、また朴木が好きになったことを覚えています。 その花をまた近くで見てみたいと思い、ダメもとで拾った枝を持ち帰ることに。 水に挿して3日くらいすると、少し膨らんだような気がして、1週間経った頃には一番外側の皮?が開いてきていることを発見したのです。わ。生きてる。 それから毎日、朴の蕾を観察することが最近の日課です。

 花の他にも、朴葉味噌や朴葉焼きで有名な葉っぱの部分はご飯も包むことができ、ピクニックをより楽しくさせてくれます。

     椎茸、フキ、茎ミョウガと酢飯を包みました。↓ ↓ ↓

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木材に加工したものは、私はまな板にして使っています。うっすらグリーンの色もきれいで、適度な柔らかさが包丁の刃を受け止めてくれて、心地よいのです。料理の時間も愛おしい。
   朴木の木材です。持ち運べるまな板を制作しました。↓ ↓ ↓

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部分ごとに色々な魅力があり、違った一面を発見してはドキッ♡としてしまいます。そうそう、実は驚くほど鮮やかです。トロピカル!
 よくある樹木の一つですが、一年を通したその様子や生活に、楽しい時間を作ってくれます。 

 自然のサイクルは変わらず、これから暖かくなれば、朴木が花を咲かせ、葉をつけるのでしょう。 その様子が私を安心させてくれます。そして山菜やタケノコが頭を出し、山が一世に膨らむのを見せられた日にはもう。その世界に飛び込まずにはいられないのです。


 世界中が大変な事態ですが、こんな時こそ自然のヒーリング力をみんなが感じられたらいいなあとも思います。大きな自然じゃなくても、公園の木一本、家の中の観葉植物でも、癒しがあるし元気をくれます。 私はもう少し暖かくなったら、いくつかの鉢の株分けをしたいと思います。それも春の楽しみの一つ。

朴の蕾も毎日様子を変えて、二週経った今日はキラキラの葉っぱが現れました。花が咲くのかとても楽しみです。↓ ↓ ↓

ほうの蕾


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