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嫌いな人という理由だけで距離は取らない方がいい気がする

嫌いな人とはどのような距離感でいた方がいいか、という話がある。

これに関して、場合によっては距離を取りすぎない方が良いと僕は思っている。

まずは自分がその人のことを嫌っている理由を考える方が先で、その理由をしっかりと分析する。
そして、自分がその人を理不尽に嫌っている場合や、単に自分の存在が危ぶまれるからという理由で嫌っている場合は、それは単なる防衛手段としての嫌悪であり、あまり健全な結果になるものではないからやめた方がいいと思っている。

ポップな例にすると、たけのこの里派がきのこの山派というだけでその人を嫌っていたとしたら、さすがにそんな理不尽なことはないと思うはずで、けれど、こういう嫌い方を人はしてしまう。

特にアドバイスをしてくる人を嫌うということは多いように思う。
それは今の自分の否定であるから、反発したくなる気持ちは理解できるけれど、その人がなぜそのアドバイスをしているのかということを考えなければいけない。
もしその人がポジショントークとしてアドバイスをしているとしたら、それは従う必要がないし、距離を取ってもいいということにはなるが、自分のために損をしてまで言ってくれていたとしたら、その人と距離を取るのは大きな損失になるように思う。

悪いところを教えてくれる人やアドバイスをしてくれる人は年齢を重ねるにつれてどんどん少なくなっていくらしい。実際にそうであるなら、そういう人を遠ざけるということが周囲の人間から自分が知らず知らずのうちに嫌われていくことになってしまう気がする。

気をつけなければ。

生きているだけでいいや。