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効率化への道

とあるセミナーにて「どうすれば手が早くなるのか…?」と質問いただきました。まとめはじめたのですが膨大な量になってしまい、途方に暮れています。単純な話でなく、総合格闘技ですし、また、膨大な時間がかかります。

30時間の仕事を4時間で終わらすために、20時間の準備時間をかける

上記のような比喩を出して説明することがありますが、最初のうち、あまり早くなっているように思えずストレスフルですので、これを許容できるか…が分かれ道です。

この計算だと、差し引き「浮いた時間は6時間」ですが、これがチリツモ(塵も積もれば…)で大きな差が生まれるのです。

一番大切なこと

最も重要なのは「面倒…」「不便だ」と感じるマインドです。

「これ、なんとかならないのか…」を解決できれば、成功体験として次に取り組むモチベーションが生まれます。つまり、「どうするか」という具体的な解決方法は二の次なのです。

自分が不便に思うことから取り組みましょう。
改善のヒントは「普通だよね」と思う中にひっそりと隠れています。


一夜にしてならず

基本的な考え方は、こちらの記事にまとめています。

その中から重要なポイントや書いていないことを追記します。

マウスクリックを減らす

「いかにマウス操作を減らせるか」を意識しましょう。
マウス操作は遅いだけでなく、疲れますし、腱鞘炎につながります。

特に、メニューバーから何かを選ぶ操作を極力使わないようにする、という意識が重要です。

ボトルネックを探す

どこに時間がかかっているのを意識しましょう。
まずは何度も繰り返す操作に対して“何かできないか”を検討していきましょう。

ひとつだけでも成功体験を積むと、だんだんおもしろくなります。

ゆっくり導入していく

一度にたくさん変えないようにしましょう。
「基本的にひとつだけ変更して、それに慣れたら“次”に取り組む」を繰り返します。

ミスは起こるべくして起こる

デザイン制作に限らず、ミスは起こるべくして起こります。しくみ化によって回避できるように環境を整えていきましょう。


スターター(手始めに)

まずは、Default Folder Xを導入しましょう。
仕事でMacを使うなら必須のユーティリティです。

Keyboard Maestro

Keyboard Maestroを導入し、マクロを整備していくことで人生が変わるのですが、時間をかけてゆっくりやっていきましょう。

macOS環境の効率化について話し合う会

タイトルそのままの配信を定期的に行っていますので、ぜひチェックしてみてください。


環境

私は次のように考えています。異論はあると思います。
理由を書いていくと長くなるので、リストアップだけ。

OS

Windowsでなく、Mac。次の買い換え時にMacにしましょう。
理由のひとつはKeyboard Maestroを使えるから。

キーボード

「US配列」がよいです。
MacBookなどのラップトップの場合には交換できませんので、次の買い換え時に。

マウス

お好みですが、こだわりましょう。

ディスプレイ

なるべく大きいものがよいです。

テキストエディター

Jedit Ωをオススメします。

IME

ATOKを導入し、単語登録をクラウド同期しましょう。

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