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2022年5月の記事一覧

いよいよ「クラウドドキュメント推し」になってきたIllustrator、Photoshop

これまで、Illustratorで保存するときには、次のダイアログボックスが表示され、クラウドドキュメント/コンピューターを選択できました。 左下の[次回から保存しない]オプションにチェックを付けておけば、その後、煩わしいことはありませんでした。 デフォルト設定の変更最新版のIllustrator 2022(おそらく26.3.1から?)では有無を言わさず、[Creative Cloudに保存]のダイアログボックスが出るようになっています。 左下の[コンピューター]をクリ

コラムボックス(●にも対応)

正円にも対応しました。 ひとつのグラフィックスタイルで ロジック(1)ロジック(2) ダウンロード

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macOS環境での「スクショ」のドロップシャドウの処理

macOS環境でウィンドウを「⌘ + shift + 4キーからのスペースバーからのクリック」でスクリーンショット(以下「スクショ」)を撮影すると、次のように「これでもか!」というほどのドロップシャドウがつきます。 「⌘ + shift + 4キーからのスペースバーからのクリック」時にoptionキーを加えるとドロップシャドウを無効にできますが、これはこれで極端です。 noteやブログ、その他の執筆時には、次のように“いい感じ”になるように処理しています。 その方法を解

Finderでファイルを複製するとき「のコピー」でなく、「v2」になるように変更する

2014年、こんな記事を書きました。 その後、Automatorのワークフローを作ったりしていたのですが、Keyboard Maestroで再構築しました。 そもそもファイルの「バージョン管理」とはすべてのワークファイルがDropboxに入っているので、バージョン管理が可能です。しかし、万全なのは、その都度、別のファイルとして保存していく地味なバージョン管理方法。 そこで、自分はファイル名の末尾に「-v2」のようにつけて管理しています。 また、「この日に作業した」などの

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大波の省略線(クリッピングマスク版)

仕事柄、手軽に省略線を描く場面があり、以前に次の記事を書きました。 スピーディさ、修正への対応を考えると、これ一択なのですが、次のような理由でイケていません。 Keynote.appに貼れない 「グループの抜き」がわからない人には渡せない 対象の図版によって調整が必要になることがある(「大は小なり」でもいいですが…) そこでクリッピングマスクバージョンです。 手順ステップ1 長方形を描き、グラフィックスタイルを適用します。 ステップ2 それぞれの長方形を[ア

後から修正できるように「台形」をアピアランスで作成する

[ワープ]効果に[ジグザグ]効果を次のいずれかで設定することで曲線部分が直線になります。 大きさ:0、折り返し:1 大きさ:0、折り返し:0 台形の場合には、[ワープ(円弧)]効果を使います。 シンプルな方法hamkoさんから、[ジグザグ]効果を使わずにできますよ!とアドバイスいただきました。 上下の辺を固定したい上の2つの方法だと上辺が短くなってしまったり、高さが縮まってしまいます。 [ワープ]効果のみ:上辺が短くなってしまう [ワープ(円弧)]効果+[ジグザ

Illustratorのブレンド機能専用パレット

Illustratorのブレンド機能、ヘビーに使うには面倒ですよね。 作成と解除にはキーボードショートカットが用意されているが、それ以外にはない。設定しようにも空きがない ブレンド作成を実行すると、デフォルトではむちゃくちゃたくさんのステップ数になってしまうので必ず修正の必要がある。 右クリックからはアクセスできない そこで、#KeyboardMaestro でパレット化しました。 control + Bキーで開き、ブレンド関連すべての操作にアクセスできます。 さら

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Keyboard Maestroでの日数計算

次のような計算をKeyboard Maestroで行います。 今日から「●日後(●日前)」の日付は? 指定日から「●日後(●日前)」の日付は? 「●月●日」は、今日から●日後(●日前)? 今日から「●日後(●日前)」の日付は?「ICUDateTimePlus」または「ICUDateTimeMinus」を使います。 今日が5月13日、2日後の日付を調べるには次のように記述します。 %ICUDateTimePlus%1%Days%yyyy年M月d日% Keyboar

発注者が用意された図版をIllustratorで起こし直す意味

PowerPointをはじめ、発注者や著者から支給された図版はDTPでは使えません。スクリーンショットのみならよいのですが、「強調のための枠」なども図版にあるのが御法度です。 もちろん、予算や納期の関係でそのままを使うこともありますが、「Illustratorで起こし直す」ことは、つまり予算が必要になるため、そのための説明ドキュメントです。 毎度、説明するのが面倒になってきたので、まとめてみました。 なお、InDesignでの制作を想定しています。 フォント、書式本文と

InDesignの文字組みアキ量設定での「文字クラス」

InDesignで「ブラウザー」などの“音引き”に続くカッコが詰まらない…などで困ったことがあると思います。 このような場合に確認したいのが「文字クラス」です。 “音引き”の文字クラスは「カタカナ」でなく、「行頭禁則和字」なんです。 「これ、どの文字クラスだろう?」と困った場合には、なんでやねんDTPさんのブログ記事をチェックしましょう。 文字クラスでは、どうにもならないこともあります。

「UDデジタル教科書体」の数字問題を合成フォントで解決する

「UDデジタル教科書体」を使いたいという要望が増えています。 しかしながら、数字の1が“カギなしの1”になっているため、「小文字のエル」の見分けがつきません。 しかし、出自が「教科書」で使うことを想定しているため、プレゼン資料など、使用したい媒体によっては調整が必要です。 解決策は「UD Digikyo Latin」と組み合わせることです。 大文字のKとR一方、「UD Digikyo Latin」では大文字のKとRが画数の少ない字形になっています。 小文字のBall

テキストの塗り部分を波線で埋める

ふと目にしたDesignSpotさんの記事「簡単お洒落グラフィック」に惹かれました。 これはアピアランスで可能なんじゃないかと実装してみました。 アピアランスですので、バリエーション展開に柔軟に対応できます。 ダウンロード

Illustratorでのスクリプト実行のためのKeyboard Maestroパレットを作成する

この記事の目的Illustratorでスクリプトをサクっと実行できるように、Keyboard Maestroのパレットを作成します。 各項目をクリックして実行 よく使うものはキーボードショートカットで実行 GW企画として、5月9日[月]まで全文無料で読めます。 こちらのツイートのスレッドにて、おおかた、お読みいただけます。 はじめにそもそも、なぜスクリプトが必要なのでしょうか? Illustratorではできないことが可能になる チマチマと自分で作業したら手数が

Illustratorでよく使う罫線をキーボードショートカットで設定する(w/ Keyboard Maestro)

よく使う罫線をキーボードショートカットでサクっと設定できるとスピーディです。 自分の場合、次のような罫線を用意しています。 実線、0.25pt(option + F1) 破線、0.5pt(option + F2) 実線+矢印、3pt(option + F3) ドット点線、1pt(option + F4) ドキュメントカラーがCMYKのときにはK100、RGBのときにはR0G0B0になり、ダブルタップで白になります。 線幅などを変更したい場合アクション内の値を変更

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