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Illustrator使い倒しテク

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もっと速く、もっとラクに、もっと楽しく、Illustratorを使うためのアレコレ。
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2022年7月の記事一覧

四隅の三角+テキスト回転なし

しつこくも「エリア内文字シリーズ」です。 ロジックエリア内文字を[形状に変換(長方形)]効果で長方形にし、[変形]効果で拡大。これを最下部の[パスファインダー(切り抜き)]効果でマスクします。 背面の白い三角部分は[ワープ(上昇)]効果+[ジグザグ]効果で実装します。 「エリア内文字+アピアランス」集「エリア内文字+アピアランス」の作例をまとめたものを用意しています。 ダウンロード

深掘りするほどトクするIllustratorの[選択]メニュー

Illustratorにはズバリ[選択]メニューがありますが、「そんなのあったっけ?」という人が多いと思います。 一方、操作とは究極「〜を〜する」と分解できるわけですが、「〜を」に効率化の視点を持ち込むだけで大きく変わります。 同じフォント、同じフォントサイズ、同じテキストカラーなどでの選択2021年10月リリースのIllustrator 2022(26.0)から[選択]メニューの[共通]に[テキスト]というセクションが追加されました。 これによって、次のような条件での

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エリア内文字+アピアランスで実現する矢じり付きボックス

「エリア内文字+アピアランス」シリーズの新作。 エリア内文字のメリットである「物理的に大きさを持っている」ことを活かしてパスにスナップします。 大きさ変更には対応できますが、「源ノ角ゴシック」や「貂明朝」など、テキスト領域が縦方向に長いフォントを使っているとき、高さによっては調整が必要になります。 ロジック次のような構成です。 別バージョンオープンパスにするのがシンプルですよね… 各項目を変えるときには、次の図を参照ください。 矢印の方向 矢印の大きさ 太さ

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macOS環境でIllustratorを使うなら、導入するとよいスクリプトとKeyboard Maestroマクロとの連携

日々仕事のなかでの改善を記事にしていますが、「もう、これなしには戻れない!!!」ものをまとめてみました。 スクリプトはWindowsでも動きますが、Keyboard Maestroを絡めていることが多いため、基本的にMac向けです。 取り入れるかどうかの前に、「そういうアプローチもありなのか」というインスピレーションにつながれば幸いです。 左、中央に整列するとき、クリックしたオブジェクトをキーオブジェクトにするむちゃくちゃ便利です!!! ※「Apple Optical

そこそこ自由度高く調整できる斜めの飾り罫

エリア内文字の秘めたる可能性を日々追求しています。 エリア内文字のメリットのひとつが「物理的に大きさを持っていること」。そのため、整列の対象になります。 バー(背面の座布団)はむちゃくちゃ大きくしつつ、[パスファインダー(切り抜き)]効果でマスクします。 カラー設定をしていない最上部の線属性に2つの[変形]効果が入っています。それぞれをON/OFFすることで、右下にも対応できます。 三角にも対応。2つのグラフィックスタイルだけで使い回せます。 塗り足し塗り足しが欲

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Illustratorのパネルをアピアランスで

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エリア内文字で実装する寸法線

次のような寸法線は複数のパーツで構成され、量産には手間がかかり面倒です。 左右の罫線 下の罫線+両端に矢じり テキスト テキスト部分の罫線は透過 エリア内文字にアピアランスを適用することで実装できます。 ロジック左右の辺、下辺には、[形状に変換(長方形)]効果 → [変形]効果を適用 文字の背面に[形状に変換(長方形)]効果で長方形を作成し、不透明度を0%に(スクショでは解説のため40%) 「グループの抜き」をONに 「グループの抜き」の使った透過部分が次の

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手書きっぽく描いた風の円

アンカーポイントを[はさみツール]で切って…でもいいのですが、アピアランスで実装してみました。 テキストに対しても可能なのですが、文字量によってうまくないときがあるんです… ダウンロード

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Illustratorの新機能、機能強化まとめデータベース(2013年6月以降)

2013年6月以降のIllustratorの新機能、機能強化をデータベースにまとめました。 カテゴリ、キーワードで絞り込み(Filter)できます。 追ってDupilateできるように一般公開するかもしれませんが、定期購読いただいている方に限定公開します。

Illustratorのパス上文字に関してのアレコレ

何かと扱いが面倒なパス上文字を使い倒すスクリプトやKeyboard Maestroでの運用についてまとめてみました。 パス上文字オプションの切り替えを(メニューコマンドを使わず)サクっと実行する〈Keyboard Maestroパレット〉 テキストをアーチ状のパス上文字にする〈スクリプト〉 パス上文字をパスに戻す〈スクリプト〉 文字あふれを解消する〈スクリプト〉 パスを変更後、キレイなアーチに戻す〈スクリプト〉 パス上文字オプションの切り替えパス上文字オプションは

●でも■でもムリヤリ三角(▶)に変換し、「大は小を兼ねる」でひとつのグラフィックスタイルで使い回すアピアランス

何かと▶を使うことが多いのですが、毎度作るのはそれなりに面倒です。 CCライブラリに登録しておき、そこから流用していたのですが、システマチックに運用しようと思い立ちました。 1つのグラフィックスタイルで取り回せるように「大は小を兼ねる」方式で管理できるようにします。 ロジック サンプルファイル

1文字ずつ異なるアピアランスを適用できるようにスレッドテキストにする

1文字ごとにエリア内文字をスレッドテキストにすることで、1文字ずつ異なるアピアランスを適用できます。 そこまでしなくても「文字タッチツールでいいんじゃ?」と思うところですが、テキストを連続しながら(つまりテキスト編集可能)1文字ごとにアピアランスを与えられます。 スレッドテキストメールでも使われる「スレッド」(thread)は、「縫い糸」や「脈絡」という意味ですが、Illustratorでの「スレッドテキスト」は連続したエリア内文字のことを指します。 手順次の手順で行い