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エリア内文字で実装する寸法線

次のような寸法線は複数のパーツで構成され、量産には手間がかかり面倒です。

  • 左右の罫線

  • 下の罫線+両端に矢じり

  • テキスト

  • テキスト部分の罫線は透過

エリア内文字にアピアランスを適用することで実装できます。


ロジック

  • 左右の辺、下辺には、[形状に変換(長方形)]効果 → [変形]効果を適用

  • 文字の背面に[形状に変換(長方形)]効果で長方形を作成し、不透明度を0%に(スクショでは解説のため40%)

  • 「グループの抜き」をONに

「グループの抜き」の使った透過部分が次のように表示されてしまうことがあれば、[CPUで表示]に切り替えてみてください。 原因は描画エラーです。


アピアランスの線属性をオープンパスにすれば、先端を丸めたり、ドット点線にも対応できます。


下だけ?

どの位置でも対応できます。

縦組み中の文字の向き

次の手順で実装します。

  • [書式]メニューの[組み方向] → [縦組み]

  • [オブジェクトのアウトライン]効果で擬似アウトライン化

  • [変形]効果で180°回転

2つのグラフィックスタイルにて使い回せます。


「エリア内文字+アピアランス」集

「エリア内文字+アピアランス」の作例をまとめたものを用意しています。


ダウンロード

ドキュメントを整備して再アップしました(2022年7月16日 14:20)。



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