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Illustrator使い倒しテク

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もっと速く、もっとラクに、もっと楽しく、Illustratorを使うためのアレコレ。
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2021年12月の記事一覧

見出し部分の罫線を透過させたい

表みたいなパーツで「見出し部分の罫線を透過させる」方法について考えてみました。 長方形を作成し、[ワープ(下弦)]効果と[ジグザグ]効果で右側を三角にします。 下方向に複製し、ぴったり揃えます。 まとめて複製し、[グリッドに分割]などを用いて、ひとつの図形にします。 線のカラーを塗りにも設定します。 線に[パスのアウトライン]効果を適用しておきます。 見出し部分の罫線を用意し、[パスのアウトライン]効果を適用します。これがないと最終結果の上下が欠けてしまいます。

macOS環境での効率化について話し合う会

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円の輪郭上に余白つきテキストを重ねるには

「円の輪郭上に余白つきテキストを重ねるには」というツイートが話題です。こういうテクニカル大喜利、いいですね! 「そこで、“グループの抜き”でしょ!」と思うところですが、「グループの抜き」を使わないアプローチを考えてみました。 透過したい部分をIllustratorのライブシェイプで“パックマン”処理(×2箇所) 円弧に対して[パスのアウトライン]効果を適用する 円弧とライブシェイプ2つをグループ化 [パスファインダー(背面オブジェクトで型抜き)]効果を適用 円弧に

Illustratorでオブジェクトを上下左右、真横に複製する

最近、オンラインホワイトボード「Miro」にハマっています。 「え!そこドラッグできるんだ!」など、楽しい発見があり、楽しんでいます。それはともかく、Miroではoption + ↑/→/↓/←キーで選択しているオブジェクトを矢印の方向に複製できます。これが超快適。 「option + ドラッグでいいじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、「いかにマウス操作を少なくして生きていけるか」をテーマにしていまして… 三階ラボさんのスクリプト(入手不可)これについては三階ラボ

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アピアランスで作る「本」アイコン

別のことに取り組んでいたら、偶然できました。 [変形]効果で左半分に [ワープ(アーチ)]効果で“山”を表現 [変形]効果で反転コピー 全体に[ワープ(アーチ)]効果でパースを付ける “のど”の空白部分は「グループの抜き」で透過 ちゃんと透過しています。 テキストへの設定も可能ですが、一番右のように、全体にパースを付けると文字にも適用されてしまいます。 「グループの抜き」を使わずに[パスのオフセット]効果で「グループの抜き」を使わずに、[パスのオフセット]効果

絶望的にダメすぎる「macOS Catalina(10.15)以降」+Illustrator、PhotoshopのOpen/Saveダイアログボックスの挙動

基本情報macOS つい最近(2021年10月)までmacOS Mojave(10.14)をメインに使ってきたのですが、Illustrator 2022/Photoshop 2022がインストールできなかったり、M1のMacBook Proが出たりで、macOS Big Sur(11)およびmacOS Monterey(12)を使いはじめました。 macOS Mojave(10.14) macOS Catalina(10.15) macOS Big Sur(11)

イラストのバーゲージ表現をアピアランスで

イラストをグラフのように用いて、その達成度合いをゲージとして表現する場合のアピアランスです。 手順[形状に変換(長方形)]効果で図形化後、[変形]効果で基準点を変更し、拡大率を変更 [パスファインダー(切り抜き)]効果で最前面のパスでクリッピング 展開例まきあきさんによる展開例 量産のためのブレンドが効かない…?「こういうとき、アピアランスのブレンドだよね!」と思うのですが、期待どおりになりません…

長方形を構成する4つの辺をスケッチ風にはみ出したアピアランス

長方形を構成する4つの辺をスケッチ風にはみ出す場合、線を4本、または、線を2本で実装するアプローチがあります。 4本:ブラシを適用するなど、表現の自由度が高い 2本:線幅の変更時などメンテしやすい バリエーションラフ効果やブラシを適用してアナログちっくな表現に。 ダウンロード