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円の輪郭上に余白つきテキストを重ねるには

「円の輪郭上に余白つきテキストを重ねるには」というツイートが話題です。こういうテクニカル大喜利、いいですね!

「そこで、“グループの抜き”でしょ!」と思うところですが、「グループの抜き」を使わないアプローチを考えてみました。

  1. 透過したい部分をIllustratorのライブシェイプで“パックマン”処理(×2箇所)

  2. 円弧に対して[パスのアウトライン]効果を適用する

  3. 円弧とライブシェイプ2つをグループ化

  4. [パスファインダー(背面オブジェクトで型抜き)]効果を適用

円弧に対して[パスのアウトライン]効果を適用しないと、期待通りになりません。


複合シェイプ?

塗りだけであればグループ化せずに、[パスファインダー]パネルをボタンをoption + クリック(複合シェイプ)で行けます。

ところが線の場合、[パスのアウトライン]効果を適用していても、複合シェイプではNGです。正確には適用直後はOKなのですが、少しでも編集すると崩れてしまいます…


先端を丸める

線端を丸めたいときには、XtreamPath2の[スマートラウンド]効果が役立ちます。


「グループの抜き」を使うとき

「グループの抜き」を使って透過させる場合には、[形状に変換(長方形)]効果でなく、[パスのオフセット]効果がよさそう。

がんばらなくて、テキストへのフチで十分でした。


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