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閉鎖ショック!(日記)

 パトラッシュの一個師団が(挨拶)。

 と、いうわけで、フジカワです。

 「タバコがまずい」という、かなり危機的状況にある今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ねみみみみみ!(「寝耳に水」と言いたいらしい)

 さて。少し間が開いてしまいましたが、いやもう、実に色々ありまして。

 何がかって、先週の火曜日のことです。

 その日は通所日だったのですが、朝礼の際、「30分早く、仕事は終わってくれ」とのこと。

 なんぞ? と訝しみつつ、時間になりました。それと前後して、テレワーク組が、続々と施設へ集合。

 物々しい雰囲気だな? と思ったのですが、全員揃ったところで、スタッフさんから発表が。

 なんと、3月の末で、現行のA型施設は閉鎖するとのこと!

 まさしく、寝耳に水でした。

 理由については、2月初旬にあった、政府の法改正が原因だそうです。

 それによれば、A型の就労継続支援施設は、純然たる事業収益のみで運営せよ、と、変わったらしい。

 今の施設は、収益化を結構頑張っていますが、通所者の賃金をまかなえていない。

 そのため、新しい法の下では、これ以上運営ができず、苦渋の決断として、閉鎖を決めたとのことです。

 7~8年前までは、率先してA型の施設を増やす方針だったのに、今になって手のひらを返すのは、納得できない、と、珍しく、スタッフさんも恨み節を述べておられました。

お困り様

 それはいいのですが、困りました。

 なんせ、僕はライターです。つまり、世間一般で応用の利くスキルを、何ら持っていない。

 一応MOSは持ってますが、事務職すら未経験ですからね。

 心の風邪っぴきですから、一般企業の障がい者雇用枠での、フルタイムでの就労も、現実味がない。

 いかに、各企業が、一定数の障がい者を雇用せねばならんとは言え。

 採るんだったら、「もっと若くて、頭がまともな、身体障がい者」にするはずです。

 「ノースキルで、50歳の、精神障がい者」

 もう、この時点で、かなりの負のパワーワードですよね。

 つまりは、見事なまでに、市場価値がない!

 おまけに、僕は手先が超絶に不器用ですから、単純作業もできないわけです。

(一番最初のA型の施設で、その手の内職をやってたんですが、はっきり言って、周囲に迷惑ばかり掛けてましたしね)

 障害年金を受給してますし、失業手当も(多分)もらえるはずですから、すぐさま干上がると言う事はないのですが。

 少なくはない収入の柱が消えるのは、痛手です。

通勤の手間の問題

 一応、調べた限りでは、大阪市の天王寺区に、類似のA型の施設があるそうです。

 ただ、通勤が片道1時間かかる上に、その施設は、リモートワーク不可。

 そりゃあ、これをご覧の皆様の中には、日々の通勤で、1時間以上を掛けておられる方も、いらっしゃるかと思います。

 が。(例えば、人混みに強い恐怖感を覚えたりするなどの)僕的には、かなりの負荷なんですよね。要は、やはり現実味がない。

 もう、こうなってくると、「最低賃金(以上)で働く」という道が、全くない。

唯一の選択肢

 じゃあ、潔く諦めるしかない。それが現実。

 今の施設も、B型を併設しているので、移るという手はあります。

 しかし、時給は350円。はっきり言って、やってられねえ。

 家の最寄りに、「クリエイティブ系」を謳う、B型の就労継続支援施設があります。

 去年の3月に、見学だけ行ったんですよ。

 誤解されがちなのですが、世に「クリエイティブ系」を標榜する、B型の就労継続支援施設は、結構あります。

 しかし、通所者が、絵を描いたり、ものを書いたりすることで、時給(工賃)は発生しません。

 そりゃそうですよね。悪い言い方になりますが、「個人の道楽」が、金になる理由がないんですから。

 あくまでも「就労」継続支援施設ですから、(僕が聞いた限り)1日最低30分は、指定の仕事をやる必要があるそうです。

 ちなみに、僕が見学に行ったところは、「領収書のデータ入力」か、「ゲームセンターで使うメダルを磨く」のが仕事で、工賃は、時給200円とのでした。

B型施設の「役目」

 B型の就労継続支援施設は、雇用契約を結びませんから、最低賃金が保証されず、対外的には無職になります。

 言ってしまえば、稼ぐ云々よりも、「障がい者の居場所」という役割ですね。

 ただ、「自分以外の誰かが居る」=「社会性の獲得」だと思います。

 僕自身、経験があるのですが、ひねもす一人で家に引きこもっていると、まず間違いなく、病気の症状が悪化します。

 自分自身に、市場的価値が皆無であると知り、かつ、ライターとしてのスキルが活かせるA型の施設が近隣にない以上。

 もはや、そのB型の施設に通って、最低限の社会性を維持していくしかないようです。

 先述の通り、稼ぎはもはや気にしません。

 「自宅以外の場所で、創作活動ができる」のが、くだんのクリエイティブ系B型施設の、最大のメリットです。

開き直る

 まあ、僕自身、今のA型施設で、約11カ月間仕事をしてきて、慣れたとは言え、疲れてきた側面もあります。

 なので、無理矢理いいように解釈すれば、いいタイミング……かも知れない。

 しかし、就労継続支援施設の利用は、行政の、障害福祉サービスの一環です。

 A型施設とB型施設では、利用に必要な、「サービス受給者証」が異なるとのこと。

 別に、空白期間を空けずに、通所先を変えねばならないという理由もないのですが。

 B型施設へ移るに当たって、再度、相談支援専門員の方との面談を経て、市役所から、新しい受給者証の交付を待たねばなりません。

 めんどくせえんですけど、健常者じゃないんですから、仕方ないという不条理。

 んじゃまた。

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