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いまの習慣が30年後の生活を作る

85歳を越える親と
話したり
暮らしぶりを見ていると
習慣の大切さを痛感する

身体が痛いと言いながら
続けているのは
好きなこと
大切にしたいこと
楽しいことだ

その様子を詳しく観察すると
習慣になっている

父は
靴を履くたびに靴紐を結ぶ私を見て
自分はそんな面倒な靴は嫌だ と言うが
趣味のカラオケのためなら
新しいお店を開拓し
テレビの歌番組をチェックして
新曲を繰り返し練習して覚える

母は、手首を骨折したあと
治っても痛みが残って
思うように動かなくなった。
畑で野菜が作れない、と
しょんぼりしていたが
花を植える!と言って
一緒に花の苗を買いに行った

カラオケも畑の世話も
長年の習慣で楽しみだ

二人とも好きなことを軸にして
気が進まない病院通いしたり
家事代行を利用し始めたり
子どもに付き添いを頼んだりして
どうにか元気に過ごしている。

そんな二人を見ていると
自分の身体や心や暮らしを
支えたり
潤したりしてくれることは
面倒だと思っても
何とかいまのうちに
習慣にしておきたいと思った

新しい習慣を作ることが難しくなっても
できている習慣を続けることや
その延長で工夫したり成長することは
いくつになってもできるのだ。