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”本にできそうなネタは自分自身では気付けない”~「Kindle出版で月60万円稼ぎFireした」寺澤さんの本を読んで学んだたった1つの大事なこと

プレゼンテーションクリエイター・長野和哉です。

みなさん、「Kindle出版」には興味はありますか?

Wordで文章を書くだけで、すべて無料で電子書籍を誰でも出版でき、印税収入を得られる仕組みです。

私も企画職サラリーマンをしつつ、ちょっとゆっくりですが、1年に1冊ほどのペースで出版しています。

その「Kindle出版」で成功され、GAFAの部長を退職して今ではフリーの著者・講演家として活動されている寺澤さんの新作著作「Kindle出版で印税月収60万円稼ぎFIREした僕の副業出版戦略」(これもKindle出版です)を読み、これだ!とおもった一文があったのでご紹介します。

それは、、

”本にできそうなネタは自分自身では気付けない”

という一文です。

これはどういうことでしょうか。
また、では、では、どうしたらいいのでしょうか。
ごくごくふつーのサラリーマンである私が出版をどんどんできている「経験」からもこの一文の意味をお伝えします。そして、このnoteを読み終わったときには、「こんな私でもKindle出版できるかも!と思ってもらえるはずです」

最後までお付き合いください。

なぜ”本にできそうなネタ”は自分では気付けないのか

なぜ本にできそうなネタは自分では気付けないのでしょうか。それは、この書籍で寺澤さんもフレられていますが「自分自身があたりまえのようにできていることを価値があるとは思いずらい」からです。

スタープロ野球選手のように、自分ができていることが多くの観客を集めていることを日々実感できている人は、自分の価値を日々、実感していると思います。

しかし、例えば、企業の中で、エクセルの関数ができる、一度も修正が入らないレベルのビジネス・レターをスラスラ書ける、朝起きてから30分でお弁当を3人分作ることができる・・などなど、自分が「あたりまえ」にできていることは誰にでもあります。

私もよく知人に「Kindle出版面白いよ、ぜひ出してみなよ」とすすめることがありますが、ほぼ100%の確率でかえってくる答えはこうです。

「おれに、人様に書けるようなことはないよ」

「書いたらぜったい面白い体験しているのにな~」
「もったいないなーーー」

って毎回思います。

でも、それが本人にとって、「価値がある」と思えていないのです。

かくいう私も、そう思っていました。でも、出版できました。

どうしたら”気付ける”のか

では、どうしたら、「自分の経験やスキル」「本にできる価値がある」と思える、気付けるのでしょうか。

それには2つ大事なことがあります。1つは「ナンバーワン神話を捨てる」こと、もう1つは、「どのレベル人を読者にするか」という視点を持つことです。

まず、「ナンバーワン神話を捨てる」ことについてです。

「Kindle出版してみたら?」と言うと、よくある反応として「私よりもすごい人がいるから」という反応です。これって、ものすごくもったいない。このひとはどんな思考担っているかと言うと、「No,.1もしくはトップレベルの人しか何かを発表してはいけない」と思いこんでいるのです。

これは、決定的に間違いです。いますぐその考えを捨ててください。

理由は、2つめのポイントともつながってきますが、読者は、ナンバーワンの人の意見を聞きたいひとばかりではないということです。

自分の身の丈にあった、自分より少し前の人の意見を知りたい、というニーズは世の中にいくらでもあります。料理のプロに学ぶのは気がひけるけど、同じようなレベルの人の料理方法を知りたいからこそ、クックパッドのようなサービスが流行っているのです。

つまり、2つ目の理由「どのレベル人を読者にするか」という視点にも繋がりますが、少し前の自分のようなレベルにひるような人たちをターゲットにすれば、自分の経験はすべて、誰かに本にして語れる内容に成りうるのです。

具体的な”自分だからこそ書けるネタ”の見つけ方

最後に、具体的な”自分だからこそ書けるネタ”についてです。

これは、先ほど、述べてしまいました。

自分がこの5~10年に経験してきたこと、身につけたこと、悩んできたこと、を書き出すのです。それが誰かにとって「価値があるかどうか」は一旦おいておいて、とにかく書き出す。

それをやると、必ず見えてきます。「ああ、自分は5年前には、新人の教育のことでこんなに悩んできたんだ」「こんなにも、エクセルを社内に誰かに教えてきたんだなー」という感じに、いろいろと気づきがあるはずです。

私の場合です。
私がこの5~10年で悩んできたことや、身につけてきたことです。

・リーダーとしてどうやったら個性的なメンバーをまとめたらいいのか?
・会社で女性メンバーとどう接したらいいのか
・Tableauの使い方がどうにもわからない・・
・社内プレゼンがとにかく通らない
・副業をチームで運営するスキル
・副業を半自動化するためのマニュアル作成
・・・・・

いろいろ悩んできました(笑)。
これを見るだけでも、ネタが思い浮かんできます。

私のKindle著書のご紹介

さて、私の様々な悩み経験から、Kindle出版につなげた最新の一冊を最後に紹介させてください。

私はIT企業でのマネジメント職という立場の他に、子供の小学校の「PTA広報部長」という役割を担っています。
企業のサラリーマンであろうと、PTAの役職者であろうと、リーダーに必要なスキルは、いつの時代も「課題解決」能力です。課題解決には、営利組織であろうと、非営利組織であろうと、共通するメソッドがあります。

それのメソッドを「たった1つの図」を使ったシンプルなメソットとして書籍にまとめました。ぜひこちらもあわせてどうぞ。


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