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ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

非常に示唆に富んだ本です。
ビジネスマンや起業を考えている人は必読でしょう。

とにかく、「競争しない場所で戦え。独占しろ。」と本を通して一貫して述べていたのが印象的です。

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」

この言葉を胸に刻んで事業を展開していきたいと強く思いました。

他にも

・独占は全ての成功企業の条件だ
・競争とはイデオロギーだ。なぜ人は競争を健全だと思いこんでいるのだろう
・衝突が避けられなかったというのは後付けでしかない。避けられなかったわけがない
・競争は存在しないチャンスがあるかのような妄想を抱かせる
・偉大な起業かどうかは将来のキャッシュフローを創出する能力できまる

など事業をやる上で記憶にとどめておきたい言葉がたくさんありました。

成功したいなら正規分布ではなく、べき乗則で

・ベンチャーのリターンは正規分布ではない。むしろベンチャーに当てはまるのはべき乗則だ。一握りのスタートアップがその他すべてを大幅に上回るリターンを叩き出す。だから、分散ばかりに気をかけて、圧倒的な価値を生み出す一握りの企業を必死に追いかけなければ、その稀少な機会をはじめから逃すことになる。
・僕たちが住んでいるのは正規分布の世界じゃない。僕たちはべき乗則のもとに生きているのだ。


今の事業に当てはめると

いまサプリメント事業をしていますが、販売開始してからずっと右肩上がりに売り上げがすごく伸びています。広告を多く打った訳ではありません。クチコミなどで広がっています。

売上が伸びた理由は、競争をしなかったからです。

いま販売しているのは、ある特定分野のさらに深堀りした唯一無二のサプリメントです。それを消費者が求めていたことを知っていました。
需要に対し供給をしましたが、その分野は僕が扱っているブランドが独占しているため、右肩上がりの成長を遂げています。

競争しない商品を見つけるのは非常に苦労しましたが、いったん販売すると労力がかからないことから、物販をするなら商品開発時点で勝負は決まっていると思います。

いまアリババなどで商品を輸入してAmazonで販売するケースがありますが、コモディティ商品を扱うと永続的に成長が見込めません。初めから競争に巻き込まれにいっているようなものです。

今後も競争しない市場でひたすら戦っていこうと思います。人生戦略も人とは被らない経験や場所に身をおくべきだと改めて感じました。

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」
と自分自身に問いかけながら。


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