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飲食店で人を見る目を養う方法

大切なみなさまへ



こんばんは!


夜になってしまいました。


コンサルタントの白岩です。


3月に入って二週目の営業。



日に日に暖かさと


春らしい日差しを感じつつも、


依然として


国内ではコロナ感染は続いており、


海外では銃弾が飛び交う映像に


あらためて安心・安全であることの


大切さを感じています。



みなさま、いかがお過ごしでしょうか?



これから店を


卒業していく予定のスタッフさんは


ぜひ、飲食店で働いてきた中で


得たことを棚卸ししてみてください。



進学、あるいは就職した


新たな環境でも活かせる


どんなスキルを飲食店で働いたことで


学び得たのか?




昨日、ある店長が


こんな発信をしていました。


「お客様をしっかりと観察しよう!


もちろん、ジロジロと見ないように」


ーこれも、飲食店で働くことで


身につけることができるスキルの


1つ、「人間観察力」です。




飲食店はお客様が食事を通じて


店内に一定時間、滞在する商売です。


動き、身だしなみ


注文した商品、食べている様子


同伴した人との関係


さらには車であれば、その車種やナンバーまで


ありとあらゆる情報を収集するに


十分な時間があります。



これらの情報の一つ一つを


インプットすることで


その人物像を構築して


そのお客様の傾向を予測しながら


対策を実行する。




たとえば…


お子様3名のご家族の来店。


両親は40代ほど。


子供は、小学校低学年(男の子)

幼稚園の年長(女の子)


と年少(女の子)


真ん中の子は風船を持っていたため


お店で預かることに。


風船には近くのショッピングモールの文字が。


生ビールの注文が1つ入り提供すると


旦那さんかと思いきや


飲んでいたのは奥さんだった。


料理の注文が一名分、少なく


それはひとしきり子供にご飯を食べさせた


父親が追って注文するためだった。



なんて状況を


イメージしてみるとどうでしょう?


近くのショッピングモールの帰りに


店に立ち寄り、日ごろから子供の相手を


頑張っている妻へのサービスということで


生ビールを振舞い、子供にご飯を食べさせる役を


父親が買って出た。


帰りの車の運転は、父親。


となると


帰宅後に父親は遅ればせながらの


ビールを飲むに違いない。




ーもしその推理があたっているなら


おつまみとして持ち帰りの


から揚げの注文が入るかもな…


なんて、想像ができます。




もちろん、ここまで


丹念に観察と洞察をすることは


営業中ともなれば難しいかもしれませんが


この「観察」して「洞察」するという


訓練を繰り返していくと


進学した時はもちろんのこと


就職した後の人間関係を保つのに


大いに役立つ「人を見る目」


が養われていきます。




調理場だったらどうでしょう?


観察できる情報が少なくなるものの


来店した時間や人数


入ってきたオーダー内容から


その性別や、カップルか?ファミリーか?


などの関係性について


洞察を深めることができます。


手が空いたら、客席で答え合わせを


するとよいでしょう。




分からないことは


調べれば即座に答えが得られる時代です。



ゆえに、こうした観察および洞察による


対応が苦手な若者が増えていることは


必然といってよいでしょう。



しかし、結婚を含めた


すべての契約および商売において


その人間関係を良好に保つうえで


想像以上に大きく影響力を及ぼすのが


先の力であることは間違いありません。



つきましてはみなさま


今日もたくさんの見ず知らずの


お客様がみなさまが働く空間に


わざわざやってきてくれます。



どうか


しっかりと「観察」と


(それに基づく)「洞察」を


重ねることで社会に出たとに


同期に差をつけ、


選ばれるような人物になってください。




その認識をもってさえすれば


飲食店は人を見る目を養う最適な場といって


間違いありませんので。




なにかあれば、お気軽にご相談を。


今後も飲食店の現場で働く人が


豊かな人生を歩めるよう


サポートしてまいります!



お互いに人を見る目に磨きをかけて


いきましょう。



コンサルタント

白岩 大樹より


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