【経営講座】「中間バッシング」のメリットとデメリット
各店のみなさまへ
おはようございます!
12月1日の営業でしたね!
昨日も出勤いただきましたみなさま
貢献いただきまして
ありがとうございました。
先日、お伺いしたお店で
ご挨拶したスタッフさんから───
「あっ!本物だ…」
といっていただきました。
こうして送っている
私からのメールを読んでいるとのこと。
嬉しかったです(^^♪
日々、みなさまのお仕事であり
生活に少しでもお役に立てれば…
という思いでメッセージを送っています。
もちろん、
パート・アルバイトさんには
本業がある方も
いらっしゃると思いますので
お店からのメールや
私からのメールについて
毎日とはいいませんが───
今後も差し支えのない範囲で
お読みくださいm(_ _)m
さて本日のテーマは
「中間バッシング」について
お話していきますので
最後までお付き合いください。
■「中間バッシング」とは…?
まず───
中間バッシングというのは
お客様の着席中に
空いたお皿をお下げすることです。
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「中間」…入店と退店の間という意味
「バッシング」…お皿などを下げること
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この「中間」が入らなければ
シンプルに「バッシング」ですが
これは退店後に下げることを意味します。
この中間バッシング。
そもそも中間バッシングが
ない業態も存在します。
(マック・立ち食いそば・ラーメンなど)
この中間バッシングを行う
業態ですが
その特徴には───
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・お客様が着席する
・一定時間、お客様が滞在する
・追加注文がある
・共同食事スペースがない
(フードコートなどの)
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などがあります。
みなさまのお店はいかがでしょうか?
■中間バッシングのメリット
もし、あなたのお店が
中間バッシングをする業態だとして
話を進めましょう。
中間バッシングをすることで
どんなメリットが得られるでしょうか?
中間バッシングのメリットは
退店後のバッシングが軽くなること
それによって
その後のテーブルセッティングが
早く、そして楽になることが挙げられます。
その結果───
ピークタイムにおいては
次のお客様のご案内が早くなり
お客様の回転が早まる
つまり売上が上がる効果が
見込めるわけです。
■中間バッシングのデメリット
一方───
中間バッシングには
デメリットもあります。
それは、お客様が着席中に
お皿を下げてしまうことで
<退店を急かしている印象>
を与えてしまうことです。
もちろん、経営的に
1時間あたり1席の売上
という指標でみれば
あまり食後に長居をされてしまうと
お店の生産性は
どんどん落ちてしまいます…。
とはいえ───
あまりに露骨に早く帰るよう
急かしてしまえば
お客様の不満に繋がりかねません。
「早く帰らされた───!」
そんなクレームをもらってしまっては
次の来店が見込めなくなり
今度は売上が下がってしまいます。
ですので
退店を急かしている印象を
持たれてしまうことは
できる限り、避けるべきです。
■キーワードは「感じさせない」こと
今日はこの辺で
締めくくりますが…
<経営的には回転率を上げたい>
とはいえ
<お客様の不満は避けたい>
というジレンマを抱えているのが
中間バッシングであり
非常に奥が深く
難易度が高いサービスの一つ
だと私は思っています。
だからといって───
「そんなリスクがあるんだったらやらない」
という選択肢は
オススメできません。
なぜなら
中間バッシングをしなければ
ピークタイムの回転率が上がらない
ことはだけでなく
退店後のバッシングが
重くなってしまいますので
みなさまの負担(疲れ)が
増してしまうからです。
洗い場さんであれば
一気に下げものが来ることで
「パンク」してしまいます。
そして当然
先のメリットであった
回転率のアップ
つまり売上が上がる目も
ゼロに───(涙)
ですので
みなさま1人1人で
「知恵」と「工夫」を
凝らしたうえで
中間バッシングには
チャレンジすべきです。
そのために
先のデメリットを
抑えるキーワードを心がけるべきです。
そのキーワードとは…
「感じさせない対応」です。
<退店を急かしている印象>
を感じさせなければ
中間バッシングのデメリットは
氷解されます。
さらには
中間バッシングを
「お店都合」から
「お客様都合」にすることができれば
<中間バッシングがサービス>
になります。
理想ですね。
ぜひ、今日の内容を参考に
みなさまそれぞれ考えてみてください。
それでは
本日もあなたにとって
充実した1日となるよう
願っています!
なにより───
引き続き健康には
くれぐれも気をつけて!
いってらっしゃいっ!!
※何かあればお気軽にご相談ください
(感想・質問など、なんでもOKです)
コンサルタント
白岩 大樹より
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