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【コンサル事例】10,000件に飛び込み営業をした企業(飲食業)自ら汗を流すことを継続して1300万円の売上アップ!

おはようございます(※業界挨拶)
年末年始の営業、みなさまのお店の状況はいかがでしょうか?
1月も成人の日を過ぎれば落ち着きますが…そんな時こそ営業の「質」を高めるべくサービスや商品の品質に気をつけることは当然のこと、一人でも多くのお客様からアンケートを書いてもらうことで顧客情報(連絡先)を教えてもらいましょう!
ということで今回は、私がご支援させていただいた、ある飲食企業へのコンサル事例を共有します。

①コンサル支援のきっかけとなった社内研修

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その社長と知り合ったのは、あるセミナーでした。
当社の教材を購入いただいたことがきっかけで、私は先の社長に一度、社内研修をさせてもらえないか?というお願いをしました。
返事はもちろんOKとのこと!
そして研修当日。参加した全社員に私は、冒頭に「全ての人生は、自己責任です」とハッキリと伝えました。
「勤務時間が長かろうが、給与が少なかろうが、それは会社の責任ではなく、これまで自らが選んできた人生の結果です。それを何とかしたいと思うなら、今現在、自らが置かれている環境で圧倒的な成果を自分の知識力・思考力・実行力で出すしかないです。」―そう、めいっぱい熱意を込め、伝えました。
この場合における成果とは何か?といえば売上です。
いくら費用を削減して利益を絞り出しても、売上が上がらない以上は、その商品やお店は世の中や、地域に必要とされていないからです。
そして研修の最後に私は
「ただ一つ、自らの力で売上を上げましょう!そして自分の人生の可能性を広げ、選択肢を増やしましょう!」―そう伝えました。その後、その企業へ半年間のコンサル支援をすることになりました。

②私が提案したのは、「外回り営業」と「お礼状」と「ネット発信」

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コンサル支援が決まり、私が提案しましたことは、
(1)顧客情報の獲得とリピート対策となる手書きの「お礼状」
(2)近隣への認知活動と新規獲得となる「外回り営業」
(3)そして情報発信活動となる「ネット発信」

の3つでした。
いずれもスグに劇的な売上を生むものではありません。
そもそも既存店の業績を中長期的に上げていくことを考える上で急激な売上アップを狙うことを私はオススメしていません。
たとえ短期的に上手くいったとしても、急に忙しくなったことで店内が疲弊し、商品・サービスレベルが落ち、結果的に離反客ばかりを生み出してしまう可能性が高いからです。
コストをかけず、コツコツ積み上げる活動、つまりは「ノーリスク&ローリターン」こそ、既存店の業績を中長期的に上げる理想的な戦略だと私は考えます。

③一緒に汗を流しながら活動を継続した結果…

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先の3つを軸にご支援が始まりました。
私は「伴走者」として、各店で活動が継続されるよう、時に一緒にお礼状を書き、一緒に営業活動に行き、ネット発信もサポートし続けました。
先ほどメモを振り返って確認したのですが、私自身の訪問営業数は累計で548件でした。「結構、行ったんなぁ」と我ながら驚きました。
そして、ご支援終了が間近となった月末のことでした。
とうとう社内の累計営業数が10,000件を突破しました。手書きのお礼状も送付数が累計で7,000枚を超えました。その結果、

■手書きのお礼状を7,689枚の売上アップ額

 7,689枚の送付で771枚の戻り(反応率10.0%)→520万円の売上増

■外回り営業を11,206件の売上アップ額

11,206件の訪問で1,096件の来店(反応率9.87%)→817万円の売上増
合計で1336万円の売上増
これこそ、まさに自らの力で「上げた売上」に他なりません。

④自分の人生を本気に考え「このままじゃダメだ!」と強く思えるか?

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今、あらためて思うことは…このような素晴らしい実績を出すことができたのは、私の力ではないということです。
最初に「人生は自己責任」と伝えた研修がきっかけとなり、
「自分の人生をもっと良くしたい!」
と心のどこかで思っていた店長、社員たちの気持ちに火がついたのです。そしてその瞬間、彼らは自分の人生に対して心から本気になったのです。

もし、同じように「このままじゃダメだ!」と日々感じている人がいたならば…この原稿が、自分の人生に本気になる「導火線」となることを願っています。

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汗を流すコンサルタント
白岩 大樹より

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