DsDesignLab

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毎日ランダムに選んだワードを元にデジタルアートを描いています。制作過程やインスピレーションの源、アートやデザインに関する記事もシェアし、アートの楽しさを皆さんと共有します。アートに興味がない人にも楽しんでもらえるようコンテンツを提供します。

最近の記事

秋祭りの幻想と現実の交錯

今回のテーマは「秋祭り」。 私自身、正直お祭りはあまり好きではありません。 特に昨今の「お祭り」というイベントは、マナーの悪い人達による印象が根強くあり、辞めたらいいイベントNO.1といっても過言ではありません。 とはいっても、 年齢を重ねるにつれ、その祭りがもつ深い歴史や文化が、一定の人々の心の支えとなっていることにも考えが及ぶようになりました。 今回の作品はそんな私の複雑な感情をキャンバスに封じ込めた作品です。 作品の概要作品のタイトル「秋祭り」は、その名の通り、日本

    • 「原点回帰」に見る混沌と秩序

      今回のテーマは「原点回帰」。 パッと思いついたのは、この言葉が持つ力強い響きが、時間が繰り返される中で、私たちがどのようにして自らの根源に戻っていくのかという問いです。 過去と現在、そして未来をつなぐ一つの「回帰の瞬間」。 そんな感じをイメージして描きました。 カラーパレットの象徴と構成の力学まず、色彩について触れたいと思います。 この作品では、鮮やかな黄色やターコイズの大胆なストロークが、白黒のベースに対して強烈なコントラストを作り出しています。 黄色の線は、まるで制御

      • 世界を彩る都市の声:ストリートアートが描く社会の物語

        1. ストリートアートの魅力とその歴史ストリートアートは、20世紀初頭に登場し、都市の壁や公共スペースに描かれるアート形式として発展しました。 その起源は、ニューヨークの地下鉄で描かれたグラフィティにあります。当時、グラフィティは「バンダリズム」として見なされることが多かったですが、1970年代に入ると、ヒップホップ文化の一部として認識され始めます。 この時期に、多くの若者たちが都市空間をキャンバスとして利用し、自分たちのメッセージを伝える手段としてグラフィティを描き始めまし

        • Vol2. ラムネの視覚詩

          1. 導入: アート作品の紹介とテーマの概要「ラムネの視覚詩」と題したこの作品は、私自身が描いた、伝統的な日本の夏を象徴する飲み物、ラムネをテーマにしたアートです。 この作品では、ラムネという古くから親しまれている飲み物を通じて、視覚的な詩(ヴィジュアルポエトリー)を表現しようと試みました。 ラムネはただの飲み物ではなく、夏の暑さを和らげ、涼しさをもたらす象徴として私の作品の中心に据えています。 2. 作品の視覚的特徴とその評価色彩の選択 この作品で特に意識したのは、色彩

        秋祭りの幻想と現実の交錯

          アート教育の現状と未来 - カリキュラム改革と創造的産業の視点から

          1. はじめに教育現場におけるアートの重要性が再認識される一方で、現状には深刻な課題が山積しています。 アート教育は、単なる表現技術の習得に留まらず、学生の創造性や批判的思考、そして感性を育む上で不可欠な要素です。 しかし、2024年におけるアート教育の現状は、学校教育の中で優先順位が低くなりつつあり、その影響は教育現場だけでなく、将来の創造的産業にも波及します。 本記事では、アート教育の現状を詳しく分析し、必要なカリキュラム改革の提案、そして創造的産業との関連性について考察

          アート教育の現状と未来 - カリキュラム改革と創造的産業の視点から

          vol.1 本日のテーマ:「悪酔い」

          「悪酔い」の真実:知られざるメカニズムと意外な事実本日のお題は「悪酔い」 私自身、お酒は大好きですが「悪酔い」をした経験はありません。 いや、大学生の時は結構あったかも。 ということで、そんな若かりし頃の経験も思い出しながら描いてみました。 楽しい夜が、朝の地獄に変わる瞬間──それが悪酔いです。 誰しもが一度は経験したことがあるであろう悪酔い。 楽しい飲み会が一転、翌朝には頭痛や吐き気に悩まされる。 なぜこんなにも苦しい思いをしなければならないのか?この記事では、悪酔いの

          vol.1 本日のテーマ:「悪酔い」

          vol.0 1日1枚!!時には数枚チャレンジ!!

          毎日の挑戦:「1日1枚!!時には数枚チャレンジ!!」スタート こんにちは、皆さん! 今日から新しいクリエイティブな挑戦、「1日1枚!!時には数枚チャレンジ!!」をスタートすることにしました。 この企画は、日々のストレスを発散しながら創造力を鍛えるためのもので、楽しみながら1日1枚以上絵を描くこと目的としています。 アイデアの誕生 日々のルーティンに少しスパイスを加えたいと思いませんか? 私の新しい挑戦では、毎朝ランダム単語ガチャというサイト ランダム単語ガチャ | ラン

          vol.0 1日1枚!!時には数枚チャレンジ!!

          創造と機能の境界線:アートとデザインの違いを探る

          はじめにアートとデザインは私たちの生活の中で重要な役割を果たしていますが、その違いを理解するのは必ずしも簡単ではありません。 アートは感情を喚起し、思考を促すことを目的とした自己表現の一形態であり、デザインは問題解決と機能性を重視したプロセスです。 この違いを理解することは、アートとデザインをより深く鑑賞し、評価するために重要です。 本記事では、アートとデザインの定義、歴史的背景、主な違い、そして共通点と重なりについて詳しく説明します。 アートとデザインの定義アートとは

          創造と機能の境界線:アートとデザインの違いを探る

          自己紹介

          はじめに皆さん、こんにちは!この度、アートに関するコンテンツを発信することにしました。 ここでは、自分が描きたい絵を自由に描き、一方的に発信していきます。 アートの楽しさや日常の中で見つけたインスピレーションを皆さんと共有していければと思っています。 どうぞお楽しみください。 自己紹介私の名前はD次郎です。 普段はどこにでもいる普通のサラリーマンで、デザイン関連の営業職に従事しています。 私の経歴は少し特殊で、大学ではスポーツ健康学を専攻しましたが、趣味で始めた絵描きが次第

          キャンバスアートでインテリアを格上げ

          1. キャンバスアートの魅力キャンバスアートはインテリアデザインに新たな息吹をもたらす素敵な手段です。 その美しさは言うまでもなく、質感や存在感で他の装飾品と差をつけます。 キャンバスに描かれた絵画や写真は、視覚的な魅力のみならず、触覚的な魅力も兼ね備えています。 ジクレー印刷技術によるキャンバスアートは、色の鮮やかさと細部の精密さが特徴で、アート作品の真の美しさを忠実に再現します。 本記事では、キャンバスアートの選び方、活用法、メンテナンス方法など、その魅力を最大限に

          キャンバスアートでインテリアを格上げ