見出し画像

新型コロナウイルス長期化に伴う、感染拡大前との比較対応(Placeの過去データの参照可能期間を増加)

新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、感染拡大以前の位置情報と現
状を比較したいという声を多くいただき、参照可能期間を以下の通り延長しました。

更新前:当月から過去18カ月分
更新後:当月から2019年10月まで

以下のグラフは東京都23区内への、区外からの「訪問者」推計数を表したも
のです。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年11月と2020年11月を比較すると、おおよそ20万人強、来訪者が減少していることがわかります。

画像1

また、以下のグラフは、上記と同じ期間の「時間単位」の傾向について比較
したものです。上記と同じく減少しておりますが時間帯で比較すると朝は比較的差は発生しておりませんが、夕方の17時以降に差が開く傾向が見て取れます。これは、来訪者が減ったという事実と合わせて、早めに帰宅する人が多かったものと見受けられます。

画像2

街の活動を把握するには、比較は重要な要素です。
また、時間単位で見ることで、どのような活動が抑制されているのか、復帰
しているのかをより把握することができます。
最後に下図は、2019年11月と2020年12月の来訪者の居住自治体別ランキングです。どこから人がきているかは、感染症対策だけでなく、観光や都市計画においても重要なデータとなります。

画像3

こちらは月平均の分析でしたが、イベントや災害など日単位で比較すること
も可能です。過去と比較することは、現状把握の基本手段となります。

ぜひトライアルで、皆さんの街の状況を確認してみてください。

* 本機能は、7 月 28日に リリースした機能の情報です。 

※本記事の内容は公開日時点の情報です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?