マガジンのカバー画像

俺たちは誤解の平原に立っていた

20
言語があるから人々は分断され、分断された人々は言語によって心を通わせる。 (イメージイラスト:恵三朗先生)
運営しているクリエイター

記事一覧

犀の角のようになんかみんなで歩め

大須賀覚様 拝啓 お元気ですか。日本では夏が終わりました。窓際のサボテンは、今年一度しか…

ShinIchihara
3年前
472

俺たちは誤解の平原でやさしく語る

誤解の平原で、悩み苦しむ患者さんたちを見てきました。 「抗がん剤は毒だから使ってはいけな…

大須賀 覚
3年前
960

聖書という鈍器

この往復書簡マガジン『俺たちは誤解の平原に立っていた』も、終わりが見えてきました。 たぶ…

ShinIchihara
3年前
382

ゼロリスクという誘惑

さあ、始めていきますよ! この往復書簡マガジン「俺たちは誤解の平原に立っていた」は、世間…

大須賀 覚
3年前
346

世界最高のベストセラーも通読はなかなかされない

2021年7月1日、日本時間20時。 私たち(大須賀、ヤンデル)は、TwitterのSpacesという機能を…

ShinIchihara
3年前
285

分母を意識することの大切さ

さあ、始めましょう! この往復書簡マガジン「俺たちは誤解の平原に立っていた」は、ヤンデル…

大須賀 覚
3年前
405

我々の街と塔を作ろう

突然ですが。 「大須賀先生」って、「おおすか先生」だって知ってました? つい「おおすが」って読んでしまいがちです。でも賀来千香子といっしょで、「賀」は「か」なんですよね。 一方の私(市原)は、仕事をしている相手に「市川先生」と呼ばれることがたまにあります。一度や二度じゃない。 市原より市川のほうが一般的なんでしょうね。 初対面ならまだわかるけど、あなたもう一緒に仕事して何年も経つじゃないか、みたいな人に言われることもあって、ふしぎです。思い込み、ぽろっと出てしまうフ

複数の情報源を使うことの大切さ

さあ、始めていきましょう。 ヤンデル先生との往復書簡マガジンも、すでに13本目の記事にな…

大須賀 覚
3年前
295

悠然と広がる裾野のように

▼前回の大須賀先生の記事はこちらです。 とってもよい記事です。ぜひご一読を。 一度読んで…

ShinIchihara
3年前
265

不正確な情報はやさしい

さあ、スタートしましょう!! 前回の私の記事では、医学における正確さは常に変化するという…

大須賀 覚
3年前
571

ベルナールのガンキャノン

▼前回の大須賀先生の記事はこちら。力作です。 この記事の中で、大須賀先生は、 「科学とい…

ShinIchihara
3年前
251

変化こそが正確さの源

さあ、始めましょう! 往復書簡マガジン「俺たちは誤解の平原に立っていた」の第9回目です。…

大須賀 覚
3年前
244

約束の地

▼前回の大須賀先生の記事はこちらです。ぜひ。 そして、お時間があればもうひとつ、ぜひ読ん…

ShinIchihara
3年前
434

「正しい」の決め方

さあ、始めましょう! 往復書簡マガジン「俺たちは誤解の平原に立っていた」の第7回目です。 第5回目の私の記事では、正確な医療情報の中心を見つけるコツについて解説させてもらいました。「政府機関・国際機関が発する情報」を軸に情報を探していくと、正確な医療情報を上手く集められるということを解説しました。 第6回目のヤンデル先生の記事では、なぜ「政府機関・国際機関が発する情報」は正確なのかについて、「多数の批判の目にさらされる」という点と、「常にアップデートされている」という点