記憶が違う。臨死体験した話【2】

 つい先日に臨死体験をした翌日から不思議な事が起きているので、これから少しずつ書いていきたいと思います。

↓臨死体験した時の話はコチラ。

 「あれ、こんな色だっけ?」

 自宅を出てすぐ近くにある家の外壁と屋根の色に違和感を覚えた僕は、自分の中の記憶を必死に手繰り寄せました。

 自分の記憶の中では、オフホワイトの外壁にワインレッドの屋根だったのに、目の前にあったのは、グレーの外壁にブルーの屋根の家です。

 これがたまにしか行かないような場所であれば、自分の記憶違いだったと納得できますが、ほぼ毎日目の前を通っているし、自分の中の記憶ではハッキリと違う色をしていました。家の形も場所も全く一緒だし、塗装工事をしていたわけでもありません。

 この違和感をキッカケに少しずつ自分の記憶と現実が相違を帯びていると思い始めました。

 「どうして仲良いの?」

 いつもは犬猿の仲で口もきかないような間柄の2人が、とても仲睦まじく会話をしていました。普段は、お互いがお互いの悪口を僕に愚痴混じりに言ってくるのに、そんな事まるで無かったかのようにとても仲良くしていたのです。

 そして、どうして仲良いのかと尋ねると、不思議そうな顔をして、昔から仲良いじゃん、というような発言をされました。もう頭の中が混乱しまくっています。

 「これ見たことがある」

 既視感ってやつですね。これは今までも同じような事が何回かあったのですが、今までは「あれ?なーんか似たような事あった気がするなあ。」というような曖昧なものでしたが、ここ最近では「またこれか。2度目かよ。」と思ってしまうような出来事が立て続けに起こっております。本当に些細な事で仕事中のトラブルや日常生活の些細な動作程度のことですが、似たようなことではなく全く同じ事が発生しているので驚いております。

 そして、少しずつ過去の記憶が無くなってきております。というよりも、過去の記憶に遡っていくほど人間関係や出来事が自分と周囲と差異が大きくなっております。

 これが一番怖くて、自分が自分ではないような気がしてならないです。

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