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正しい情報を伝える重要性

2021年11月4日、マツダが発表したドライバーの異常事態を検知して車両を安全に停止させる運転支援システム「Mazda Co-Pilot CONCEPT」を発表しました。

注目すべきは、ドライバーの異常を検知して車両を安全に停止させるということです。

そして、マツダはこの運転支援システムについて「自動運転とは別のものであると考える」と発言しています。
(出展:レスポンス https://s.response.jp/article/2021/11/04/351023.amp.html

また、マツダの公式サイトには、「マツダは、自動運転技術がドライバーに置き換わるのではなくサポートする存在であるべきだと考えている。」と記載されています。
(出展:マツダ公式サイト https://www.mazda.co.jp/experience/stories/2020winter/featured/03/

ここで重要なのは、"自動運転とは別のもの"とハッキリ公言していることです。

多くの自動車メーカーは、先進性をアピールするために「自動運転」というワードを使うことがあります。しかし、マツダはあくまでも「運転支援である」と言っているのです。

この発言は、自動車ユーザーに勘違いさせることがない適切な発言であると言えます。ユーザーのことを考えた正しい発言は、自動車メーカーとして重要なことです。
こうした正しい情報をメーカーが発信することで、ユーザーが「自動運転ではなく運転支援システムである」と認識できます。

今回のマツダのように、ユーザーが勘違いしない情報発信は、メーカーやメディアが率先してすべきことだと改めて感じました。

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