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【勝手な予想】10年後に「あの車は良かった」といわれていそうな現行車

皆さんこんにちは。ご覧いただきありがとうございます!

フリーランスのドラムテック・ライターで元教習所の教官をしていた齊藤優太です。

今回は、10年後に「あの車は良かったなぁ」といわれているであろう現行車を紹介します。
※あくまでも独断と偏見ですので、10年後に価値が高くなるといった保証はありません。
※予想は2020年9月12日時点に販売されている現行車です。

トヨタ

「カローラスポーツ」

TNGAプラットフォームを採用したCセグメントハッチバックのカローラスポーツ。カローラシリーズとして、久しぶりのハッチバックが登場したことでも話題となりました。
そんなカローラスポーツは、グローバルモデルとして、世界各国で販売されています。
つまり、開発に費用と時間がかけられ、走りや内装・外装の質感がしっかりと作り込まれているということ。
実際に試乗したときにも「良い車、売れる車」と思ったのを鮮明に覚えています。
また、カローラスポーツの販売開始から、しばらく経過したタイミングで6速MTモデルを追加。走りを楽しみたいオーナーにも嬉しい選択肢といえるでしょう。
カローラシリーズは、ハッチバックのカローラスポーツだけでなく、4ドアセダンや5ドアワゴンのツーリングもラインナップしています。
正直、実用性の高さ、運転のしやすさは、セダンやツーリングの方が上。
というのも、セダンとツーリングに関しては、日本市場向けに若干のサイズダウンがされているからです。
しかし、10年後に「いい車だったなぁ」といわれるのは、おそらくハッチバックのカローラスポーツ。
グローバル展開されていることによる走りの良さ、操る喜びを思い出させてくれるMTのラインナップがあるからこそ、10年後に「良かったなぁ」といわれると予想しています。

レクサス

「RC」

トヨタの高級車ブランド「LEXUS」。2005年の日本導入以降、徐々に知名度やブランド力を高めてきました。
LEXUSの競争力が高くなった理由のひとつに「スピンドルグリル」が採用されたことがあげられます。今でこそ、「レクサス顔」として認知され、違和感もなくなってきましたが、スピンドルグリルが採用されたときに賛否両論あったのは事実。
スピンドルグリルが採用され始めた当初は、取って付けた感じがあったのも否めませんでした。しかし、スピンドルグリルが違和感なく配されたモデルの登場により、スピンドルグリル=レクサス=高級車の方程式が確固たるものに変わりました。
そのきっかけとなったモデルが2ドアクーペの「RC」です。
Radical Coupeの頭文字から名付けられたRCが登場したとき、RCのためにスピンドルグリルがあると思ったほど。
フロントフェイスの低さ・伸びやかさ・ワイド感に加え、ブランドイメージをひとつのグリルで表現しているのがスピンドルグリルといえるでしょう。
2020年9月12日現在、レクサスのクーペモデルはRCだけでなく、フラッグシップクーペのLCも販売されています。
では、なぜ10年後に「あの車は良かったなぁ」といわれるモデルが、LCではなくRCと予測しているのか。
それは、高級感と走る楽しさのバランスがちょうど良いからです。
レクサスブランドを掲げているため、内装・外装の質感は一級品。そして、肝心な走行においては、コンピュータで抑え込まれ過ぎていない、車らしい操る楽しさを感じることができるからです。
フラッグシップクーペのLCは、高級感もパワートレインも最上級。ですが、ステアリングを切ったときの軽快感やドライビングそのものの楽しさは、RCの方が上といえるでしょう。
ラグジュアリーで贅沢な空間と時間を味わいたいのであればLC、
ドライバーが楽しむ余裕とラグジュアリーなレクサスクオリティを満喫したいのであればRC。
同じ2ドアクーペというカテゴリーであってもキャラクターが異なるのは面白いポイントですね。

日産

「GT-R」

2007年のデビューから13年が経過してもスーパーカーのトップランナーとして君臨している日産 R35 GT-R。すでに名車の域に到達していますが、今後も語り継がれる名車であることは間違いないでしょう。
GT-Rのスゴさは、速さをはじめとした運動性能に目が行きがちです。
しかし、本当のスゴさは、改良を加えるだけで、世界のスーパーカーと対等、いや、それ以上の走りを実現する基礎=プラットフォームを2007年に作り上げてしまっているということ。
R35 GT-Rの生みの親 開発責任者の水野和敏さんは、「PMパッケージと呼ばれる新しいパッケージ、ゼロから少数精鋭でポルシェやフェラーリなどと肩を並べるスーパーカーを3年以内に作る」(一部抜粋)と宣言。この宣言に、当時の日産社内では、「世界一のスーパーカーを作れるわけがない」と反対の声があがったといいます。
そんな社内の反対意見とは裏腹に、R35 GT-Rは、日本のみならず、世界中のGT-Rファン、スーパーカーファン、スポーツカーファンから愛される名車となりました。
世界中のGT-R愛は、今だけじゃなく、今後も永遠に続いていくと予想されるため、10年後にも「あの車は良かったなぁ」と評価されることでしょう。

アウディ

「RS3」

ドイツの自動車メーカーアウディは、シングルフレームグリルが特徴的です。実は、シングルフレームグリルは、日本人カーデザイナー 和田 智さんが考案したもの。
そんなアウディの10年後に「あの車は良かったなぁ」といわれるであろうモデルはRS3。アウディの代表的な技術「クワトロ」と「直列5気筒エンジン」をコンパクトなボディに凝縮したスポーツモデルです。
内燃機関の存続が危ぶまれている中、アウディは直列5気筒エンジンを進化させてきました。今や最も高いパフォーマンスを発揮する直列5気筒エンジンといっても過言ではありません。
Cセグメントに属するA3をベースに作り上げられたRS3は、運転のしやすさと、四輪駆動「クワトロ」が生み出すアウディらしい安定感ある走り、そして直列5気筒エンジンから発揮される高いパフォーマンスと独特なサウンドを存分に満喫することができます。
「エンジンを搭載している車ってこんなにもエンターテイメント性があるんだ」と再確認させてくれるコンパクトスポーツモデルRS3は、10年後に「あの車は良かったなぁ」と思わせてくれる車といえるでしょう。

ポルシェ

「718 ケイマン」

ドイツのスポーツカーメーカーの代表といえば、ポルシェです。特に、911は、長い歴史を持ち、世界中に多くのファンが存在しています。
そんなポルシェの10年後に「あの車は良かったなぁ」といわれるモデルは、718 ケイマン。ミッドシップに水平対向エンジンを搭載し、後輪を駆動させるMR方式のスポーツクーペです。
水平対向エンジンは、2020年9月12日時点で、ポルシェとスバルしか製造していません。この2社のうち、高いパフォーマンスと、スポーツカーとして理想的なパッケージングを採用しているモデルが、718 ケイマンなのです。
718 ケイマンが発売されたとき、エンジン気筒数の減少、ターボエンジン化されたことで、「ポルシェらしさがなくなった」や「スバルっぽい」といった声があがったのは事実。
しかし、ミッドシップに重量物を搭載し、耳を楽しませてくれるエンジンサウンドを背中でも感じとることができ、操る楽しさを高い次元で実現していることから、10年後に「あの車は良かったなぁ」と評価されることでしょう。

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