ライブに行った。(2021.05.09 #CYNHN)
一本目のnoteを書いてから約4か月が経過してしまった。
この間、3月には寺嶋由芙さんの大須演芸場リベンジ公演に行った。会場の雰囲気、宮野弦士さんとのほほえましい掛け合い、素晴らしい楽曲と演奏、なんといってもゆっふぃーがかわいすぎるなど語ると止まらなくなる。今回の本題は次である。
先日、CYNHNのボトムライン公演に参加した。ボトムラインといえば、昨年11月に先述のゆっふぃーがライブを行った場所である。もはやテイチクさんはボトムラインに生かされているといっても過言ではない。ことはない。
CYNHNが現在の4人体制になってから初めてのツアーである。私が初めて参加したCYNHNの現場は確かリリースイベントであった。そして、一昨年11月に行われた東名阪ツアーのうち、名古屋公演に参加した。私が初めて参加したワンマンライブとなった。リリースイベントは基本3曲前後のミニライブを行う。ツアーといえどもワンマンライブであればその何倍も多い曲数をこなす。つまり新曲や定番の上げ曲以外にも歌ってくれる機会が多いということだ。MCもじっくり聞ける。ライブハウスの素晴らしい音響で包まれる。リリースイベントで良いと思ったらワンマンに行くべきとはまさにこのことである。ヲタクの言うことは正しい。そのライブで発表された次のツアーは中止となった。名古屋と大阪の公演に参加し、かつ友人を沼に嵌めようとしていたところ、計画が崩れた。余談であるが、その友人は今もグループのことを気にかけてくれている。
前振りが長くなってしまったが、ライブ当日に話は移る。客入れのBGMは青にまつわる曲が流れる。そして、overtureが流れ、メンバーが登場する。
青柳透さん金髪似合いすぎてやばい天才。月雲ねるさんまじお人形さんみたいに可愛すぎて天才。ちきめっちゃちっちゃいのにオーラすごい天才。百瀬さんめちゃめちゃかわいい好き天才。
ライブの構成は、前半はMCなしのぶっ通し、メンバー企画を挟み、ラストスパートで歌を浴びせられ続ける、なんとも幸せなものである。
コロナ禍に発表された曲はすべて名古屋初披露だと記憶している。どれも完璧にかっこいい。私は気づいた。CYNHNの表現力が確実に上がっている。でんぱ組.incのピンキー!こと藤咲彩音さんがDSPMGOLDENFESでのCYNHNのライブを観てつぶやいた感想まさにそのとおりである。1年以上生で観ない間に表現力お化けになっていた。
全員のパフォーマンス中の表情が曲にぴたりと重なっているので世界観がダイレクトに伝わる。以前は必死さが前面に出ていたような感じであるが、今は曲の雰囲気に合っている。「2時のパレード」でそれを強く感じた。余談であるが、「氷菓」のサビでの百瀬さんの表情が一番好きである。帰宅中に乗ったエレベーターで流れていた情報によると、5月9日はアイスクリームの日らしい。
1部の企画は月雲ねるちゃん考案の「なんとかリレー」である(なんとか部分は失念)。三脚に固定したスマホカメラに向けて、「アンフィグラフィティ」を順番に、好きなところまで歌って踊り、次のメンバーにバトンを渡すものである。順番決めのじゃんけんで、ちきが「じゃんけん、ぽし!あいこで、ぽし!!」と言っていたのが可愛すぎて悶えた。ぽし、て。
「アンフィグラフィティ」は推し曲である。それを普段の歌振りとは違う声で聞ける貴重なチャンス。メンバー間のわちゃわちゃも楽しい。最後はなぜかサークルモッシュみたいにぐるぐる回っていたがそれも見ていて楽しい。神企画をありがとうございました。
なんやかんやで(?)1部が終わった。楽しすぎる。幸せすぎる。これをまた夜も楽しめるなんて、2部制は最高だなと思い、囲みチェキまでの時間を過ごした。囲みチェキでは初めて自分を名乗るなどして非常に楽しかった。ちなみにでんぱを推し始めてから6年が経とうとしているが、どのグループを通しても自ら名乗ることができたのは今回が初めてなのでかなり雑魚なヲタクである。声が小さくて聞き取られなかった点も含めて雑魚である。ダブルピース仁王立ち男である。メンバーは皆優しくてかわいくて幸せであった。
2部はメンバーがどこか解放されたように見えた。百瀬さんは髪を縛っていた。めちゃめちゃかわいすぎて叫びかけた。しかし、叫んではいけない。
今回は全席完全着席、当然コール等発声は禁止である。破った瞬間退場らしい。CYNHNの人気曲のひとつに「はりぼて」がある。2ndシングルであり、かつそれ以降のグループの方向を決定付けたターニングポイント的な曲である。壁を壊す、力強い曲である。力強い曲にはコールや歓声がセットになり、演者も煽りまくるものである。「はりぼて」は特にライブで輝くが、それが大きな理由の一つである。
この制限された空間でどうなってしまうのか、私は心配であった。ここからの展開は予想どおりであろう。そう、杞憂に終わった。サイレントでも一体感がある。こぶしを握り、突き上げる。一緒に体を揺らす。きっと客席全員心の中で叫んでいる。それを感じたのかメンバーは皆とても充実感のある顔をしている。テンションが上がりすぎて歌詞が飛ぶメンバーもいた。それもまたライブであり、彼女らしさでもある。
2部の個人的ハイライトは「タキサイキア」→「So Young」の流れである。どちらもグループの歴史上初期の曲に分類される。前者がちき、後者が透さんのセンターボーカル曲である。「タキサイキア」はちきのボーカルを存分に楽しめる。コロナ禍でも大丈夫な手拍子曲である。クラップ音がそろった瞬間、ボトムラインが一つになった。
圧倒的な高揚感から「So young」に続く。曲名のとおり若々しく熱い曲である。楽曲提供がCYNHN制作陣の常連ではないバンドであるところもいいアクセントになっている。最後、透さんのキックが決まるまでじわじわと熱を帯びてくるところがこの曲の好きなポイントである。「タキサイキア」ですでに熱々になっているところからさらに熱されるので終わったときには最高潮になっているのである。
書き始めたら止まらない。コロナ禍以降の発表曲はどれもクオリティが高く、私の語彙力では表現できない。何度でも見たい。特に「インディゴに沈む」は無限に聞ける。新曲「AOAWASE」も今のCYNHNにピッタリである。渡辺翔さんはどうしてメンバーの旬を捉えて曲を書くことができるのだろう。凡人には発想が遠く及ばない。
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うれしい発表として、6月にタワーレコード名古屋近鉄パッセ店でのリリースイベントが発表された。また新曲を生で聞ける。しかも場所は屋上イベントスペースである。あの場所に再び入れる喜びもある。それまで絶対健康でいなければならない。演者もスタッフもヲタクも皆元気でまたあの屋上に集まれることを祈って、楽しく日々を送っていきたい。
最推しであるメンバーの卒業を経て、少し距離を置いてしまっていたが、それもまた杞憂に終わるほど、CYNHNは進化している。これまでの積み重ねによって今があることを、音楽をもって教えてくれた。ライブから数日経った今でも書きたいことが止まらないほど、素晴らしい時間を提供してくれた。ありがとうございました。
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