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#3 蝶は自分の行き先を知らない

今回は、物事には制御しきれないこともあるよね、というお話。

サラリーマンと転勤の関係はなかなか切っても切り離せないもの。

父親が急に単身赴任することになったり、僕自身、入社して一カ月でいきなり転勤、そのあとすぐまた転勤、ということもありました。

やっぱり自分一人の力では転勤はどうすることもできないな、と思っています。

転勤のみならず、身の回りの多くのことは自分一人では制御しきれない要素が組み合わさって物事が進んでいくものなのだと感じます。

電車の遅延、ウイルスの蔓延、カビの発生、ゴキ○リの出現…

どれもどうしようもないことばかりですね。

さて、少し話が変わりますが、世の中には自分自身が進む方向を制御できない生物がいるそうです。

はい、タイトルにもありますね。

蝶です。

蝶は自分でもどこへ進むのか分からないような飛び方をして敵に喰われないようにしているらしいです。

これが生物学的な説明。物理学的には、カオス理論だとかバタフライ効果とかそこらへんの話になると思います。

位置、運動量、力などの、自分では制御しきれないほど「ちょっとした」値の違いが、蝶の予測不能な動きを実現しているみたいです。

いつどこへ行くことになるかも分からない転勤というのもきっと蝶と同じで、会社の事情や今までの経歴、今の実力などのほんのちょっとのした違いによるのかな、と思う今日この頃です。


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