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Dr.Reve監修医”脳内美容”コラムVol.4 【カラダ美容①ミトコンドリアの役割】

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PQQはNMNの1,000倍のエネルギー代謝活性能がある


今回は、ミトコンドリアに対する効果に焦点を当てたお話をします。
ミトコンドリアは、エネルギーを効率的に産生することができる細胞小器官です。
(ここでいうエネルギーとはATPのことで、全ての細胞機能を動かす“もと”となり、生きていくために必要不可欠なものです)

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まず先に、結論を申し上げましょう。
"PQQはNMNの1,000倍のエネルギー代謝活性能がある"

そもそもNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)とは何でしょうか。
摂取されたNMNは体内でNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)に変化します。
NADはさまざまな代謝に関わる重要な補酵素で、その働きの一つに老化に関わる遺伝子であるサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の活性化があります。NADの合成経路は複数あり関係する物質も多く複雑ですが、ものすごく単純化すると以下です。

NMN → NAD → 長寿遺伝子活性化 → ミトコンドリア新生

NADは抗老化研究のターゲットとして研究が盛んです。
加齢や特定の病気で体内のNADが減少することが知られており、何らかの方法でNADを増やしてやれば抗老化の作用や病気の予防・治療ができるかもしれないと期待されています。
細胞内のNAD+(NADの酸化型)レベルが上がると、ミトコンドリア新生も誘導されます。PQQもNMN同様に、細胞内のNAD+レベルを上げることにより、ミトコンドリアの数を増やすことができるのです。NMNやレスベラトロールも、PQQ同様にアンチエイジング素材として注目されているものの、PQQと同等の効果を発揮するための必要量はPQQの500~1,000倍であり、PQQの凄さを再認識させられます。

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<筋肉の質・筋力:ミトコンドリアの役割>


ミトコンドリアには、質のよいミトコンドリアと悪いミトコンドリアがあり、加齢とともにエネルギー産性能が低く、有害な活性酸素を発生する質の悪いミトコンドリアが増えてくると言われています。また、運動やカロリー制限などでエネルギーが不足すると、それを補うために新たにミトコンドリアが増えますが(ミトコンドリア新生)、逆に運動不足やエネルギーを必要としない状態が続けば、ミトコンドリアは減ってしまいます。そしてそれは、細胞機能の低下、老化による様々な障害を引き起こすのです。

では、ミトコンドリアの質の違いは何を生むのでしょうか?
質の良いミトコンドリアはエネルギーの発生効率が良く活性酸素の発生が少ない一方、質の悪いミトコンドリアはその逆で、その状態が続けば、フレイル(加齢による心身の衰え)サルコペニア(筋力低下)ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に加え、II型糖尿病、感染症やガン細胞増殖などのリスクも増します。

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〈抗酸化作用について〉

「活性酸素」という言葉が出てきました。
活性酸素が人体に有害であるということは周知の事実でしょう。
ここで、興味深い研究結果があります。

一重項酸素消去速度(活性酸素の一種。生体内において紫外線などにより一重項酸素が発生する、一重項酸素は生体分子と反応して破壊するため生体はこれを除去する機構を備えている。生体内から一重項酸素を除去する物質にはビタミンC、B2、E、βカロテン、尿酸などがある)というものがありまして、ここで挙げた主な成分においてそれを比較すると、いわゆる抗酸化物質として名高いビタミンCを基準とすると、PQQはなんとビタミンCの 6.3倍もの抗酸化力があることがわかりました。

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PQQによるミトコンドリアへの働きかけに加え、PQQ自体にも抗酸化作用があるのですね。期待が持てる成分ということがお分かりになったかと思います。

次回は、ドクターレーヴ PQQ Slim&Life Force Pro3 に配合されている、ブラックジンジャーの効果についてお話しいたします。お楽しみに!

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