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Dr.Reve監修医”脳内美容”コラムVol.5 【カラダ美容②ブラックジンジャー】

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〈なぜ脂肪分の消費、脂肪の減少、歩行能力の維持が大切なのか〉

ブラックジンジャーとはショウガ科の植物です。見た目はショウガに似ていますが中身は黒に近い紫色をしているのが特徴です。ブラックジンジャーの主要な生産国であるタイ王国では″クラチャイダム″と呼ばれています(クラチャイ;ショウガ、ダム;黒)ブラック。

ブラックジンジャーの説明動画▼
https://youtu.be/d04eVeIrFNc


ブラックジンジャーには生姜にはない成分が多く含まれています、それがポリメトキシフラボンです。

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ポリメトキシフラボンには3つの特記すべき効果が確認されています。

●歩行能力の維持
●脂肪の消費
●腹部脂肪の減少

タイ王国においても、膝や腰の関節が痛む時に根茎部を煎じて伝統的に食されてきたブラックジンジャーですが、一般的に、高齢になると筋肉量は減少していき、特に脚の筋量は顕著に減少します。脚の筋量低下は歩行能力の低下につながりサルコペニア(筋力低下による生活能力の低下)という状態を引き起こします。歩くことを維持する事は、健康な生活を送るために非常に重要なことなのです。
ポリメトキシフラボンの摂取により、高齢者の歩行能力の向上が認められたという報告があります(六分間歩行テスト)。ポリメトキシフラボンにより、骨格筋においてミトコンドリアの合成に関する因子、及びエネルギー代謝に関与する因子の発現量の増加が認められています。また、血管内皮細胞依存的な血管拡張作用が報告されていることから、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取により、筋肉に運ばれる血液量が増えた結果、歩く力が維持されたものと考えられます。
ここでもミトコンドリア、出てきましたね!

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また、BM I25以上の肥満者は加齢とともに増加し、50代男性では3人に1人以上が肥満です。肥満を解消する事は、健康維持に必要不可欠です。
呼気測定テスト(呼吸商〈CO2排出量/O2排出量〉の確認)によって、ポリメトキシフラボン摂取により脂肪がエネルギー源として使われやすくなることが証明されています。
イメージとしては、有酸素運動の効果がより得られやすくなる、とでもいいましょうか。

同様に、メタボリックシンドロームの割合は加齢とともに増加し、70歳以上では41.5%に達すると言われています。
(メタボリックシンドローム;肥満、高血糖、高中性脂肪血症・高コレステロール血症、高血圧)
ポリメトキシフラボン摂取による腹部脂肪減少(内臓脂肪、皮下脂肪ともに)をCTスキャンで検証した研究があります。メタボリックシンドロームの因子は相互に影響し、(例えば、肥満により、肥大した白色脂肪細胞からアンギオテンシンⅡという高血圧を引き起こす物質が出る、など)結果として、糖尿病や心筋梗塞、脳血管障害などの重篤な病気の引き金となります。
内臓脂肪は、健康診断においては”腹囲“として置き換えられ、男性で85cm女性で90cm以下が基準となっています。より身近に感じますよね。お腹の見た目は、健康にも大きく影響するのです。

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〈血流改善効果〉

• 冷え、浮腫、肩こり、首こりの解消

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ブラックジンジャーに限らず、ショウガ全般に言える作用としてもう一つ有名なものは、血流改善効果です。味覚による自律神経の作用(交感神経刺激→反作用としての副交感神経)の結果としての末梢血流増加(指先足先の冷えなどの改善)や、血管内皮細胞依存的な血管拡張作用が報告されています。
″冷えは万病の元” 、コラムでも度々話題に挙がりますが、すべての細胞は血流によって生かされています。そしてその機能もしかりです。

ショウガは健康的な成分の宝庫で、実際に400種ほどの天然の化学成分が確認されています。上記以外にも、抗炎症作用、抗菌作用なども認められており、日常生活に是非取り入れたい成分ですね。

\次回予告/

次回は、ドクターレーヴ《PQQ Slim&Life Force Pro3》に配合されているもう一つの成分、スマート乳酸菌の効果についてお話しいたします。お楽しみに。

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