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理系男児に10年間読み聞かせを続けたら中学で国語が得意になる?⑤

速読の効果、小学6年と中学の間に国語の成績が変化した

バスケのために速読教室に通う。40歳過ぎにもおすすめ

小5の冬から近所にあった速読教室に通い始めました。その動機は、バスケがもっと上手くなりたい! アメリカでNBAにかぶれた彼は、帰国後すぐに地元の小学校のミニバスケットボールクラブに週に3回練習に通い、いつもバスケのことを考えているバスケ馬鹿。

スポーツ選手が、動体視力や視野拡大を目的に速読トレーニングをする記事を見つけたのがきっかけ。ミニバスでガード(スピード感と視野が必要)のポジションだった彼は、上手くなりたい一心で始めたのでした。

自分の好きなことのためには、親に言われなくてもきちんと通う。バスケ小僧の速読通いは、中学の部活のバスケが忙しくなるまで続いたかな。

本が速く読めるようになってくると、自分で読書をするのも苦にならなくなったようで、だんだん本のレベルが上がってきて、6年生のころは
ー空想科学読本
ー西遊記(青い鳥文庫)
ーハリーポッター
などを自ら読んでいました。
読書家の小学生のレベルではありませんが、理系スポーツ男子としてはハナマル💮。「すごい本読んでる!」と褒めまくっていたな~(懐)

(余談 46歳からの速読)
40歳を過ぎた頃から、遠視(老眼)が出てきた私もいっしょに1年通いました。本が読みづらくなっていた (;_;) のが、1年後には、若い頃より読むスピードが2倍くらいになり、サクサク本が読めてとても快感でした。私自身も通って良かったと思っています。
最近また読みづらくなってきたので通うかな、、、


小学6年生春の国語の成績
公文の診断テストでは、読み・書きともにほぼ満点で、いよいよ私の仮説「高学年までの読み聞かせは国語の成績を上げる」が証明されつつあると、にんまり(笑)。

彼の塾経験(小学校時代)
英会話:帰国後すぐから英語を忘れないために英会話教室。通っていても、新しい単語を覚えることも、文法を学ぶでもなく、英語もすぐに話せなくなっていったのでした(泣)。帰国子女小学生あるある。

公文:4年生の時、英会話学校が倒産したため、やめて公文に。
公文で英語と算数をしていましたが、6年からバスケ一本に集中したいとのことで、これも中止。
本人がやりたい、やってもいいな、と思うこと以外は強制しない主義だったので、国語系の塾に通ったことはなく、いわゆる〇〇塾とかの学習塾の経験はゼロです。

そして結果が分かる中学校入学

中1の実力テスト

定期試験の国語は、暗記のようなものなので省略させてもらい、実力テストの結果をお伝えしますね。
結果は、数学、理科、社会に比べて、国語がめっちゃ足を引っ張ってる(泣)(英語は帰国子女なので省きます)。
そう、理系生徒の典型的な国語のパターン。

アレレ!? 私たち(理系夫婦)の中学生の頃の成績と変わらないじゃん!

「10年間読み聞かせを毎日続ける」の実験結果は、悲しい結果となりました。理系男子に読み聞かせを10年間しても、中学の国語の成績は上がりません。

がーん。
と、落ち込んでばかりいられない。

気がついたら彼は国語が苦手なまま中2の冬を迎えていた

つづく 国語の成績を上げるのに何が必要かを真剣に考えた(奇跡の国語逆転物語)  

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