性の揺らぎ:性別を超えるということの困難さ
皆さまこんにちは
コユキまいです。
前回まで
パートナーとの関係や
家族の話をしてきましたが
私は
LGBTQの範疇に入る人で
元々は男性で生まれ
今は
女性として生活しています。
いわゆる
トランスジェンダーですね。
なので、
理想の家庭のお話は
私が夫、父親としての
立場のお話になります。
そういう意味でも
理想の家庭はこれだ、と
思って
作っていった家庭が
これが本当の理想像なんだろうか?
という疑問が湧く点の
一つだったのかも
しれません。
LGBTQとか
性同一性障害、
トランスジェンダー
という言葉は
今でこそ
誰でも
聞いたことのある言葉
ですが
例えば10年前
20年前はどうだったかというと
全く違う世界でした。
そう望んでも
それは
テレビや本の中の世界で
自分のこととは
思えない時代でした。
そして
時を経て
自分の周りの環境が
当時思い描いていた
理想的に整っていった
そのとき
小さいころから
心に押し込んでいた
「違和感」
をより強く
感じるようになったのかな
と思います。
そして、
私はその事実を
当時のパートナーに
伝えたのですが
「勘違いじゃないの?」
と
一蹴されたことが
あぁ
この人には
わかってもらえないんだな、と。
諦めた瞬間でも
ありました。
だからと言って
義務感や正義感の強い私が
すぐに
何もかも投げ出して
別の世界に行こうとした
わけではありません。
その当時私は
30代半ばぐらい。
その時は
「自分が我慢すれば
みんな幸せだから。」
と
そう思って
日々を過ごしていました。
ただ、
私の中で
不謹慎ですが
もし何か事故が起こって
家族が皆
いなくなってしまったら
自分はどうするだろう?
と考えました。
そんなこと
起こるわけないし
起こってほしくない。
だけど、
そうなってしまったとき
自分はどうしたいんだろう?
やっぱり
残りの人生は
女性として生きたい。
自分のやりたいことを
大切にして
生きたい。
それが答えでした。
今から10年以上前。
そうなった時に
手遅れにならないように
準備だけしておこう。
そう思って
少しずつ
女性として生きる上で
必要な知識や技術を
覚えていくことに
しました。
そして、
そうやって
過ごしていく中で
沢山の
同じように生きている方。
私の気持ちに
共感してくださる方に
出会うことができました。
この方たちのおかげで
わたしは
別の世界があることを知り
そして
別の世界に移動する
きっかけも
そのつながりの中から
生まれました。
出会った皆様には
感謝しかありません。
ありがとうございました。
そして
今もお付き合いのある
一部の方々は
これからも
ご縁が広がっていく
大切な友人です。
性の違和感を
改めて直視して
性別を移行する、と決め
最終的に
職場でも
女性医師として働く
というところまでのお話は
10年にわたり記してきた
アメブロの別のブログがあるので
気になる方は
覗いていただければ
と思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
コユキまい
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