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初めてのプロレス観戦!プロレスとは生き様だ。

高橋ヒロム選手を知ってしまったから


1月3日、ダラダラとYouTubeを観てたら高橋ヒロム選手のインタビュー動画が流れて来た。


ん?
何だこれ。面白くて、かっこいい!!


「川は流れてるから美しい。人はテンションがあるから美しいんだ!」


よく意味わからないけど、なんかかっこいい。
いや、めちゃくちゃかっこいい!!!

こんな魅力的な選手がいるんだ!観に行きたい!と思って、1月5日に大田区総合体育館へ行って来た。

新日本プロレス「NEW YEAR DASH!」のチケット。1万500円の価値があった。


プロレスなんて1試合も観たことない。ルールもよく知らないし選手も知らない。でも、プロレスに興味はあって「有田と週刊プロレス」が好き。アメトークの「プロレス大好き芸人」も好き。

いつかはプロレスを観に行きたいなと思うも一歩が踏み出せず。そんな中で昨年11月に最寄りのスーパーにイッテンヨンのポスターが。「あぁ、プロレスなぁー。休みだったら行こうかな」と思いつつ、「休みじゃないしチケットも高いな。無理無理。」と諦めてしまった。

しかし2023年は色々な経験をして自分の枠を広げようと目標を立てた。そんな中で先程も書いたが高橋ヒロム選手の動画が。めちゃくちゃ面白くて、これはプロレスを観に行くラストチャンスかもしれない。自分の気持ちがここで行かないと薄れるかもしれない。それは嫌だ。イッテンヨンは無理だけどイッテゴなら観に行ける!よし、チケット高いけど行こう!と思い、今に至る。

そんな中で、初めてプロレスを観て感じた事を書いてきたいと思います。



①ド派手な入場

スクリーンに映し出されるド派手な映像と入場曲。歓声を浴びながら堂々と入場してくる選手に場内が熱気を帯びる。

どんな闘いをしてくれるのか。どれだけ楽しませてくれるのか。これからリングで起こる予測不可能な出来事にワクワクする。

それに人気選手は地響きのような歓声が起こる。

プロレスに詳しくなくても思わずテンションが上がる演出で、入場だけでも観に来く価値があると思った。


2018年の内藤哲也選手の入場シーン。このカッコよさ、ズル過ぎる。


②魂と魂のぶつかり合い

プロレスラーとしての矜持、魂と魂のぶつかり合い。当たり前の話かもしれないけど、プロレスも真剣勝負なんだと思った。

試合を観るまで、プロレスってガチじゃないじゃん。当たってないのに痛がってるじゃん。どうせヤラセでしょ。とか思ってた。

確かに、そうかもしれないけど、それ以上に魂が震えるような何かを感じた。どの選手も全力で闘ってて応援したくなるし、華麗で強烈な技の数々に圧倒された。


試合後にパイプ椅子でメッタ打ちにしたり、めちゃくちゃ痛そう。リング内でガチンコ勝負してるなかで場外乱闘してたり、ルールがあるようで無く、カオスな雰囲気が楽しい。破茶滅茶で何も考えず楽しめる。バカになれる!!最高!!


③魅力的な選手の数々

多種多様で魅力的な選手達が入場してリングに立つだけで絵力がある。

所属してるユニットによってカラーがあって、その中でも一人一人個性がある。

高橋ヒロム選手目当てで観に行ったから、試合は負けたけど観れてよかった。内藤哲也選手のカリスマ性にも惚れた。

そんな中で、鷹木信悟選手にめちゃくちゃ惹かれた。
無骨なスタイルで派手さは無い感じだけど、観客を魅了するパワーがある。

調べて見ると、鷹木信悟選手はロスインゴベルナブレスの選手だった。僕はロスインゴベルナブレスのファンになるんだろうな。

高橋ヒロム選手
鷹木信悟選手とグレート-O-カーン選手


21日に新日本プロレス VS NOAHの団体対抗戦が開催される。ロスインゴベルナブレス VS 金剛。めちゃくちゃ面白そうだなぁ。


④一体感溢れる会場

選手はリングで輝くけど、それを支えるのは場内で試合を見守るファン達。

手拍子を煽る選手、それに応えて手拍子するファン。ファンが会場の雰囲気を作ってる、そんな一体感を感じた。

試合に参加してるような感覚。熱狂出来る環境は整えられてて、選手達が最高の状態で爆発させてくれる。

声出し不可の試合だったが、声出し可だったら熱狂し過ぎてもっと楽しいんだろうなと思った。


海外の試合になるけど、中邑真輔選手の入場シーン。ファンが大熱唱して雰囲気を作る。この一体感が堪らない。



⑤プロレスが持つドラマ性

プロレスはエンターテイメント性に優れてるなと思った。白熱した試合展開は勿論だけど、プロレスラー1人1人のドラマや過去が面白い。

偶然的または必然的な巡り合わせ。

他のスポーツだと偶然的な巡り合わせはあって知る人は知る縁や確執がある。だが、プロレスは意図的にしてる部分がある。

混じり合う事のなかった者達がユニットを組んだり、愛してるユニットを裏切ったり、因縁の相手と試合が組まれたり、ただの1試合に過ぎないけど、過去や背景を知れば知るほど試合が面白くなるという。

そして、それが実現した時、会場が大いに沸く。

沢山の挫折や孤独を味わった選手のドラマ、栄光を手に入れる為に勝負する選手の美しさ。それもプロレスの魅力だと思った。


よく分かんないけど、この4人組。カッコよかったな。始動したところを見れたってレアですよね。注目してます。


最後に

第7試合のケニーオメガとオカダカズチカがタッグを組んだ試合。ケニーオメガの入場曲が流れて会場がドッと沸いて、オカダカズチカの入場曲が流れて地震が起きた。レベルが高過ぎて、プロレスに関して無知で門外漢な僕でさえ凄いものを観たと思った。


てか、プロレスってこんなに面白かったんかい!プロレスというより、新日本プロレス!最高のスポーツで、最高のエンターテイメントじゃん!

そして、なにより元気を貰える。明日も頑張る活力を与えてくれる。プロレスって素晴らしい。

もっと必死に生きようと思った。
生活に諦念や倦怠を感じてたが、必死に勝ちに行く選手達を観て、自分で現状をどうにかしないといけないんだなと思った。

また近いうちに観に行きたいと思う。
色々勉強して、どんなドラマがあったのか、どんな技巧を凝らしてたのか、しっかり吟味出来るように、プロレスを楽しみたい!

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