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無常な世の中と鮎

朝からいきなりサッカー日本代表遠藤航のイングランドプレミアリーグ名門のリバプール移籍の報道でびっくりましたが、よくリバプールの最近の状況をみるとサウジアラビアリーグにかなりの数の選手(キャプテン ヘンダーソン、守備の要 ファビーニョ)を高額の年俸と引き換えに引き抜かれているうえ、さらに何名か(GK ブラジル代表 アリソン、 数年前のプレミアリーグ得点王 エジプト代表サラー)引き抜かれる可能性があるそうです。こうなるとリバプールは昨年とは明らかに戦力が劣るわけで、遠藤には逆にチャンスで確固たる地位を築いて欲しいと思います。(もし移籍したら)。

仏教用語に"無常"という言葉がありますが、世界最強で最もお金があるといわれたイングランドプレミアリーグも、もはやサウジアラビアリーグにはお金で敵わないようで、時代の流れは怖いものです。自動車業界でも世界で最も自動車を販売していたトヨタが以下のニュースによるとカリフォルニア州でテスラに販売台数で抜かれたらしく、強烈なリーダーシップでテスラを牽引するイーロン・マスクがディーラーを用いないなどの斬新な手法などで自動車業界を変えており、変化に柔軟に対応する能力はどこでも重要だと思わされます。

テスラ、米国カリフォルニア州自動車販売でこれまで1位だったトヨタを圧倒 (lowcarb.style)

成功するには10,000時間の練習・努力が必要という「1万時間の法則」が以前はよく話題にでておりましたが、最近は反論されるケースがよくみられるそうで、ルールが厳密な世界では努力と成果が比例しやすいが、そうでない場合には一概に努力と成功が正比例するわけではない、という論調もでてきているそうです。過去に私もこの1万時間の法則を信用しきってがむしゃらに頑張っていた記憶があり、参照する情報についても柔軟な姿勢を持っていないといけないなと思いました。(決して努力を否定するわけではなく。。)

揺らぐ“1万時間の法則” | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)

落合陽一氏が鮎と鰻を好んでいる話をよくお見掛けするので、川沿いで鮎の塩焼きを食べたいなと思ったりしていますが、日本最古の古典、日本書記にも鮎は出てくるそうです。世の中が常に変わる話を述べてきましたが、鮎は昔から変わらず日本の川を泳いでくれているようです。しかしこれも無常でいつかいなくなる日がくるのでしょうか。



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