見出し画像

自分のことを書くのって難しいですよね

自分自身や自社で提供している製品やサービスの魅力を、当事者が文章にするのって難しいですよね。今回は第三者が取材を行い、取材される人のストーリーから「魅力を伝えるコンテンツ」が生まれることについてお話しします。

自分の魅力は意外にわかっていない

かくいう私も自分のことを書くのはすごく苦手です。「臆面もなく…」みたいな意識が働いてるのかもしれませんし、アピールしたいことが多すぎるのかもしれません。

多くの人が自分のことを書くのが苦手な理由に「本人も何が魅力なのか本質的にわかっていない、整理できていない」ケースがあると思います。「自分でも書けないのに他人にうまく話せないし、他人が書くことなんてできないのでは」と思われる方もいると思います。

私のこれまでの取材でも「いうても普通の飲食店なんで、そんな大した話はできないよ」と、取材前に言われるケースはありました。取材を終えた後にも「こんなまとまりのないぐちゃぐちゃな話で本当に記事にできるの?」と不安そうな顔をされることもありました。

これは私の取材方法が、ほぼフリートークであることも影響しているかもしれません。

しかし、紋切り型の質問に回答するだけのインタビュー形式だと、プレスリリース的な目的にはいいかもしれませんが「魅力を伝えるコンテンツ」という目的は満たさないと考えています。

魅力とは人そのものである

企業や店舗が提供する製品やサービス、もしくは働く人の魅力は「そこで働く人そのものの魅力と直結している」と考えているからです。その人の魅力を伝えるためにはバックグラウンドや考え方、これまでの歩みをその人自身の言葉で深く知る必要があります。その人オリジナルのストーリーが欠かせないのです。

十人十色のストーリーを話してもらうには、質問の仕方も千差万別です。どこを切り口にしたら本質を垣間見れるかを探ります。思いもよらなかった方向に話が進むことで、素の部分が見えることが多いです。人の素の部分こそが魅力そのものなのです。人の魅力が、魅力的な製品やサービスを生み出しているのです。

取材で生まれる気づき

こうしたインタビューから出来上がった記事は、「本人も気づいていなかった魅力」であったり「漠然と体に染み付いていたけど言語化されていなかった考え方」を明らかにする機能もあります。

「こうして記事にすると自分結構面白いこと言ってますね」
「自分が推したいと思っていたのと違う部分にサービスの魅力があったことに気付かされた」
「話しているうちに考えが整理されて、今後の事業目標が明確になりました」

取材後にこうした声をよくいただきます。必ずしも取材を行った本来の目的に直結しませんが、嬉しいコメントです。

第三者が話を聞き、当人では気づかない・整理しきれない魅力や思いを咀嚼し、パッケージした記事として世の中に魅力を伝えることができる。それが取材記事のメリットだと考えます。

Shuzapではあなたのオリジナルのストーリーから魅力的な部分を抽出し、世の中の人々の心に刺さる記事を作ります。

Shuzapサービスサイトはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?