ノートのモ。

使い道は未定。IDを思いっきり間違えたがモ。です。

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最近の記事

メギド72が引き継いだ「生命の境界の汚染」というSFホラーの文脈

※この記事には現時点でのメギド72最新章、9章4節に関するネタバレと一部グロテスクな描写が含まれます はじめに  9章4節をクリアした皆さん、怖くなかったですか?私はめちゃくちゃ怖かったです。  ただ、このメギド72シナリオ史上最大級の怖さに私はどこか既視感がありまして、誰だろうと考えていたら一人のSFホラー作家が思い浮かんだんですね。「小林泰三」です。  この記事ではメギド72と小林泰三作品の関係性について語っていきます。 注:メギド72のライターが公式に小林泰三の影響を

    • シン・エヴァ感想覚え書き

      シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想、ふせったーに書いてると延々終わらないので覚え書き。 以下ネタバレです。 序盤 ・マリが歌ってるとなんか楽しい ・冒頭のシーンからしてすでに予告と違わない? ・エヴァは素材 ・エッフェル塔は武器 ・完全に鬱のシンジ!! ・第三村!? ・トウジもケンスケも生きてた!なんかいい感じに成長しちゃって… ・未だにワンダースワンで遊び続けるアスカ。成長してないのかな… ・鬱で引きこもってるシンジの横で農作業を覚えて成長していく綾波。つらい。 ・第三村

      • ここ最近けっこう大変だった話

        実はここ1ヶ月ほど病院通いが続いている。主な原因は神経の不調ですね。 ・あちこち行ったり行けなかったり  元々数年前に思い切り神経をやってしまい、病院に行くなどして悪化させずに騙し騙し仕事を続けていたのだが、ちょうど長年(?)受けていた仕事が終わったので7月あたりから休み(無職)を取ってあちこち気晴らしに行って治そうなどと思っていた。充電期間というやつである。  が、7月といえばコロナ禍第二波直撃のシーズン。県外旅行の予定などまともに立てられるわけもなく、しかたないのでこの

        • 三赤黒揃い踏み

          ナラク・ウィズインの展開がめちゃくちゃ面白く、絵に起こしたい話だったので描いた一枚。せっかくなので以下制作メモ。 ・ヘラルド 貴族出身ということで黒の忍者装束は貴族風の襟とボタンが付いた服に。 ヘラルドといえば顔左半分を覆うマスクメンポなのだけど、読み返すとデス・フロム・アバブ・UCAの最後でメンポを自分で壊して以後襤褸切れを覆面にしてる様子。(実は読み抜けてるエピソードもあるのでさらに変わってるかも…)そんなわけで現行エピソードの堕ちるところまで堕ちた姿のイメージ優先

        メギド72が引き継いだ「生命の境界の汚染」というSFホラーの文脈

          最近面白かったもの20200403

          ・文野環(Vtuber) にじさんじ界のアウトサイダーアート。劣悪な配信環境とライブ感のありすぎる配信内容が脳を殴りつける。どうしようもなく今を生きたいときに見るといいと思う。 ・にじさんじ性癖コンビ(Vtuber) 生放送するタイプの百合。生放送するタイプの百合って何? Vtuberの百合ってリスナーが勝手に妄想しててぇてぇしてるものじゃないの…?公式の火力なんなの?2020年は社会人の百合が生配信で見られる時代です。 ・パラサイト 半地下の家族(映画) 韓国の格差バト

          最近面白かったもの20200403

          メギド72 イベント「悪魔の塔を攻略せよ」の考察

          いつものごとくメギドの考察記事です。今回のはゆるい話です。  さて、今回のメギドの日イベント「悪魔の塔を攻略せよ」、事前に宮前Pが言っていた「鎮魂歌」のイメージとはだいぶ異なり、メギド達がメギドの塔の探索する間アジトで一人暇になりしょんぼりしてたソロモンをシバが連れ出し、現れたバルバトスのニセモノをみんなで追っかけるというのんびりした話でした。  謎の幻獣フェルシュング、ついに明かされたメギドの塔の秘密…しかしそれらの繋がりは不明なままストーリーは完結しました。  ツイッ

          メギド72 イベント「悪魔の塔を攻略せよ」の考察

          天冥の標 考察・オムニフロラとはなんだったのか?

          小川一水著、天冥の標、全10巻(17冊)ついに読破しました。 なんというかとんでもないシリーズでしたね。中世ファンタジー風の革命劇から始まり、現代パンデミック、宇宙戦艦バトル、セックス、宇宙農家、文明を超越した生命体たち…全ての因縁が絡み合い怒涛のスペースオペラへと展開していく。 SFはだいたい長編1冊でも読んでて体力を使い切っちゃうので複数巻に渡る作品は読んだことがなかったのですが(他はニンジャスレイヤーぐらい)、このシリーズは凄かった。 読んでない人は読んで。すごい

          天冥の標 考察・オムニフロラとはなんだったのか?

          最近個人的などうでもいいヘイトが自家中毒起こしててゲロ吐きそう。なにか別の熱中できること見つけたい。

          最近個人的などうでもいいヘイトが自家中毒起こしててゲロ吐きそう。なにか別の熱中できること見つけたい。

          ツイッターに鍵を掛けたけれど特に問題が起きたわけではないです

          ツイッターに鍵を掛けたけれど特に問題が起きたわけではないです

          メギド72「キミに捧げし大地のソナタ」の考察

          キミに捧げし大地のソナタ、面白かったですね。小粒なエピソードながらサタナイルとアリキノのキャラクター描写の完成度は類を見ない出来だったんじゃないかと思います。 今回の考察は終盤でアリキノが暴走した理由についてです。 今回のエピソード、恐らくテーマは「二面性」だったんじゃないかと思います。音楽に執着しながら部下の前では毅然とした姿を見せる性格と、誰だろうと死を好まないというメギドらしくない優柔すぎる考えの二つを併せ持ったサタナイル。サタナイルへの深い憧れと、ヴィータという他

          メギド72「キミに捧げし大地のソナタ」の考察

          「アルター・オブ・マッポーカリプス」より、ニンジャスレイヤー

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          メギド72メインシナリオ・6章2節で戦った者達の考察

          これはメギドの最新章、6章2節の重篤なネタバレが含まれる記事になります。6章2節を終えてから読むことを強くお勧めします。あとエグい話にも踏み込むので覚悟して読んでください。 6章2節ですが、おそらくこれまでのメギドのシナリオの中でもトップクラスに多重のテーマや構造が組み込まれた話になっており、活躍するほぼすべてのキャラクターに意味合いが持たされているので全キャラを持っていない自分には全部を考察しきるのは不可能だと思われます。 なのでこの記事では(個人的に)最大の衝撃だった

          メギド72メインシナリオ・6章2節で戦った者達の考察

          「ペンギン・ハイウェイ」という誰しもが絶対に送れない最高の青春。

          ※ネタバレなし感想です ペンギン・ハイウェイ。めちゃくちゃ面白かったです。どういう映画なのかと一応下にも予告編を貼りますが、 新興住宅地で暮らす小学生の前にペンギンが現れるところから始まる青春SF です。ぶっちゃけここに興味が湧いたらあとは予告編見ないでそのまま映画館にGOしてしまって大丈夫です。 未見の人にも読めるよう極力ネタバレを控えてあらすじを書くとこんな感じです↓ 主人公のアオヤマくんは天才少年で、一日も早く大人になりたくて勉強と研究を重ねながら通いの歯科医

          「ペンギン・ハイウェイ」という誰しもが絶対に送れない最高の青春。

          メギド72『嵐の暴魔と囚われの騒魔』における台詞変更について

          最近ドハマりしてるゲーム「メギド72」ですが、そのイベント内の台詞が変更されたことについて個人的意見を書いていきたいと思います。 (イベント未プレイの人はネタバレ注意) 『嵐の暴魔と囚われの騒魔』イベントは、「猫耳」という異形の姿とコントロール不可能な嵐の力を持った「ジズ」というメギドが、その姿と力ゆえに迫害され、放浪してゆく運命(とさらにはその裏に秘められた計画)から主人公ソロモン達が新キャラクターとも力を合わせて彼女を救う物語でした。 事実このイベントがかなりハード

          メギド72『嵐の暴魔と囚われの騒魔』における台詞変更について

          習慣化など土台無理な話

          だと思ってます。 ツイッターを眺めていると「努力しようとして続けるには無理があるので習慣にしてしまおう」みたいな話がたまに流れてくるのだが、何かを習慣にできた試しがない。これまでの人生で習慣にできたのはせいぜい歯磨き程度であるし、歯磨きだってたまに忘れる。あとは全部義務。 習慣とはつまり同じ行いを何度も反復する行為であり、自分は反復する行為が嫌いなのである。何度も行うなら前に進みたいので、前に進めるぶん習慣より努力のほうがマシだと思う。(ちなみに努力という言葉も嫌いです。

          習慣化など土台無理な話

          黒と白の戦い

          突然ですが自分は黒い机を使ってます。ガラス製で、でかい。 これは大学進学時、親に「デスクはでかいのを使え」と言われ半ば無理やり買わされた記憶があるのだが、でかい机はとにかく使い勝手がよく、雑な性格の自分が雑に散らかしまくっても充分なスペースを残してくれる。さすがに限度はあるので掃除は要る。最近導入したマルチモニタにも耐えてくれた。欠点もまたでかいことであり、引っ越しの度に自分と引っ越し業者を苦戦させてくれる。 さて、この机なのだが、黒いのである。黒くてガラス製でツヤツヤ(

          黒と白の戦い