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「運」がいいなぁと思う話。(+勘所と行動と余白って大切)

楽しくやってるし、当初の想定よりも順調。
そう思えるのは、楽しいと思える範囲でやって、最低時給分くらいにはなってる状態だから。
(高望みしないからそう思えるんです。)

それを可能にしたのは、ひたすらに「運」が良かったからなんだけど、前提としての「勘所」と「行動」と「余白」はあったかもという話。

(※偉そうにハウツー本を書きたいわけじゃないです。但し、小さな開業を目指す会社員には参考になったらいいな。)

◼︎「勘所」は大きくは間違えてなかった

好きなことの延長だけど、事業にする上では以下を考えてたし、大きく勘所は間違えてなかったと思う。振り返っての後付けもあるけど。

a)コアとなるカテゴリ/カルチャーの将来性の見積(先読み:ライフサイクル上の成長期) 
b)提供価値と時代の空気感(リアルで繋がる価値と小さな気づきの場)
c)コンセプト×ターゲットのシャープさ(とにかく狭く)
d)動き出すタイミング(アーリーマジョリティの入口段階)

今後は、カルチャー/プロダクト/ブランドのライフサイクルのバランスを考慮して、新たな導入期、成長期にあたるコンテンツを加えていきたい。

◼︎すぐに考えて「行動」した

「開業できた=行動した」なんだけど、その後は実は行動が先ではなく、「すぐ考える」があるから行動できてると思う。少ない情報からの先読みの想像を早めにしてるんだと思う。だからすぐ判断できている。もちろん間違いも多いけど。

①リスクに対してはとにかく早く
②核となることは先んじて正直に意図と目的を宣言して動く
③間違いに気づいたらすぐに止めたり変える
④テイクよりギブが先
⑤こだわらないことは流す/諦める(これ大事)

特に、開業からは保健所対応やコロナ対策など、リスクへの対処が多かった。その中で新しい仕掛けを考えるのは忙しくも楽しかった。実はそれが出来たのは、やらない事を決めることだったと思う。アレもコレもやってると疲れちゃう。
あと、取り扱うブランドは、現地に行って人に会って空気感を知るってのも行動ですね。


◼︎ 気持ちの安定を生む「余白」がある

ダブルワークでの時間的制約ゆえ「できない」から始まった短時間の家族経営だけど、事業上は精神的な安心感を呼ぶ「余白」となっていた。当初から意図したわけじゃないんですけど。

①営業日 (非営業の週4日の余地)
②チャネル (リアル9割→webの余地)
③雇用の余地 (人を頼れば拡大余地あり)
④遊びにいく時間の余地 (土日の遊び→発想に繋がる時間)

あとはドリフの事業とは別ですがダブルワークゆえの「収入」の余地ってのはありますけど、今回のハナシとは別なので。ただそれゆえにガツガツしないのはあります。

◼︎結果、とにかく「運」がいい。

圧倒的にこれに尽きる。下記全ては結果としてだけど、特に人の巡り合わせが素晴らしく、人が人を呼んでくれている最高の環境。

僕達が元々友達の多いタイプじゃないから尚更です。(すごく友達増えた。)

そうなりたいと思って始めたけど、なぜそうなっているかは未だに分からない。上記の「勘所」「行動」「余白」だけではこんなに状態にはならないと思う。嬉しい状況ながらも未だに「謎」なんです。

①人の巡り合わせの「運」
 ・人が人を呼ぶ流れ
 ・好意的なソーシャルなどでの伝達
 ・新規ブランド/クラフトマンとの繋がり
 ・遊びの達人達の牽引力

そうやって助けられてるから、より一層「誰かのために/小さくとも社会のために」って思える好循環が僕らの支え。


②逆風への対処が生んだ「運」
 ・19年11月クレームからの飲食店許可取得による業態変化が公的サポートに繋がる
 ・コロナ対策でのリスク対応からポジティブなコンテンツに(酒類通販免許取得/webshop開設)

今後何か障壁が生まれても乗り越える経験によって新しい価値を生む事を体感してきました。だから多少のことは工夫して乗り越えてみようと思えます。

以上、ビギナーズラックの1年半ちょっとで感じてたことです。
改めて小さな世界でリアルを大事にしていくスタンスでやりたいなと思っています。
万人に向けた器には到底なれません。
きっとなろうとした時に、店も自分たちも楽しくなくなるんだと思います。

また次に向けて動き出そうと思います。

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