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ぼくのなつやすみ2023 その2 ~北海道は「試される大地」とも言うらしい~ #北海道ツーリング

こんばんは。

引き続き北海道ツーリングの様子です。
前回はこちら⬇

今回は7/31の様子を書いていこうと思います!

北海道は、よく「試される大地」と言われることがありますが、この日は早速僕を試してきたのでした…


7/31 小樽市→小樽市

・北海道、上陸

午前4時、船内は慌ただしい雰囲気。
フェリーは定刻通り、小樽港沖まで来ていた。

程なくして下船開始。積荷を再確認し、桟橋を降りる。

3年ぶり2度目の北海道ツーリングが本格的に幕を開けた。

この日の予定は、まず積丹半島の神威岬を見に行き、余市のニッカミュージアムを見学。午後はニセコパノラマラインを走り、羊蹄山の南側を経由して小樽に戻ってくる約350kmのルート。

フェリーターミナル最寄りのコンビニで朝食をとった後、積丹半島西側から地球岬を目指す。
3年前には立ち寄ることができず、その後写真で見た積丹ブルーの景色にあこがれ、今回は真っ先に行くことにしたが、早速雨が降り出してきた…

自分のバイクシューズは非防水の通気性抜群なので、カッパを伝ってどんどん靴に水が入ってくる。今までワークマンの防水シューズを使っていたので、雨が靴の中に染み込む経験がほぼなく、正直この雨に対しての貧弱さは誤算だった。

休憩や給油を経て、8:30頃に神威岬に到着。さて、3年憧れ続けた積丹ブルーは拝めるだろうか。


・#積丹ブルー とは

これが積丹ブルーってやつかあ(違)

まぁ、大雨に当たりながら走って、神威岬に着いたこのタイミングだけ雨が止んだのでヨシとしよう。
先端まで歩いていこうかと思ったが、雨がいつ降るかも分からないし、せっかくなら晴れたいい日に歩きたい。
きっとこの先、バイクじゃないにしてもまたここに来る事があるはずなので、次来るまでの宿題としておこう。

神威岬を後にして、次に向かうスポットはニッカウヰスキー余市蒸留所。
当然このタイミングでは飲めないので、行く目的が完全に雨宿りのためである。


・雨宿り

あまりの雨にヘトヘトになって辿り着いた余市。
蒸留所見学は申し込んでいないので、隣のミュージアムを見学した。
正直あんまり内容の記憶が無いので、スライドショーのように見て頂きたい…

家で4種類飲んだ事がありますが、ディープブレンドが好きです
スーパーニッカ、いつか飲んでみたい。

時間をかけてじっくり見たつもりだったが、雨は止んでくれず…
靴下もビチョビチョになってしまったので、近くにあった温泉に行くことに。ついでに昼食もここでとることにした。

鶴亀温泉にて。どうやらこの日は昼食営業をするつもりがなかったそうなのだが、これなら出来ますということで、ありがたく頂くことにした。雨も止まない中、お店を探してまた走り出すのは大変なのでとても助かった…

・嵐は去った はずなのに

ご飯を食べたら雨は大分小降りになっていた。雨雲レーダーを見る限り、この先強い雨はなさそう。
ここぞとばかりに余市を後にして、岩内方面へ。

岩内から「ニセコパノラマライン」に入る。
ここも3年前は走ることができず、今回楽しみにしていた道のひとつだ。
ただひたすらに真っ直ぐな道が続くのが北海道の道の魅力ではあるが、このような峠道であっても本州に比べて道幅が広く、線形の割に走りやすいのも魅力の一つだと思う。

快調に駆け上ったものの、次第に霧が立ち込め、ついには雨粒が…
給油の際にチラッとレーダーを確認したらおもいっきり予想が変わり、広範囲に雨雲が広がっていた。
ニセコの街に降りてきたころには再び全身ずぶ濡れ、そんな天気の中、スマホを取り出して写真を撮る気分にもなれず、ただひたすらに、この日の宿泊地である小樽を目指す…


・いくつもの雨雲の先に

羊蹄山の南側を(1ミリも見えなかったから走った気はしないけど)走り抜け、中山峠頂上の道の駅で「望羊中山」で休憩。
「峠のあげいも」が有名、とだけ事前に知っていたので迷わずあげいもを注文。

人生初あげいも。なんだかアメリカンドッグのような甘さを最初に感じた後、じゃがいもの甘さがあり、おやつにちょうどいい味だった。


この日の走行もあと少し。最後まで安全運転で行こうと気を引き締め外に出ると、少しずつ空が明るくなっていた。

このまま小樽まで雨を覚悟していたが、中山峠を下り、定山渓を通り抜けたころには、雲の隙間から青空が見えるようになっていた。

道道1号線の森の中のじめっとした空気が、爽やかな空気に変わっていく。

さっぽろ湖の湖畔から。雲はあるものの、翌日の晴れを予感させるとても綺麗な青空に見えた。

19時頃、この日の宿に到着。何とか日が暮れる前に到着することができた。
洗濯を済ませ、ゲストハウスなのでロビーで夕飯を食べながら、全国から集まった旅人たちの経験談や翌日以降の予定に話が弾む。

よく北海道のことを「試される大地」と呼ぶ事があるが、この日はその言葉の片鱗を見た気がした。

明日の目的地は浜頓別のクッチャロ湖畔キャンプ場。かなりの走行距離になりそうだが、どうやら1日を通して晴れるらしい。
3年前も道北は晴れていて、今でも忘れられない思い出の景色となっている。
もう一度あの景色が見れることに期待して、眠りについた。

続く

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