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ぼくのなつやすみ2023 その1 〜僕はあの夏、北の大地を目指した〜 #北海道ツーリング

こんばんは。

自己紹介を書いたあと、しばらく旅に出ていないまま年を越し、ついには2月になってしまいました(白目)

私事ながら、最近は日々運転士になる為に勉強に勤しむ毎日です。
ひと段落ついたらまた旅がしたいですね。

noteを放ったらかしにするのもアレなので、今回は昨年夏の北海道ツーリングの様子を、私の記憶と写真で綴って行こうと思います。

前愛車、スーパーカブで巡った北海道から3年。自身2度目の北海道ツーリングです。

期間:2023/7/30〜2023/8/8
総走行距離:3680km
今回はその1として、初日の様子を綴っていきます。

是非ソフトカツゲンかガラナでも飲みながらお付き合いくださいませ。
あ、サッポロクラシックでもいいですね。


・新潟港へ

7月30日、午前5時。
荷物満載のジクサーに跨り、自宅を後にする。
きっとこの先当分やってこない1週間超の長期休暇、どんな事があってもこの旅を楽しんで、無事故無違反で帰ってこよう。そう心に誓い、清水ICから高速道路へ入る。

この日の目標は正午に新潟港を出航する新日本海フェリーに乗船すること。
自宅から新潟港まではノンストップで約5時間半なので、ちょっとカツカツである。

中部横断道から中央道へ、いつもビーナスラインの辺りに行くときは八ヶ岳PAで休憩をするが、そのペースで休憩していたら乗船手続きに間に合わない可能性もあると思い、先を急ぐことにした。

道路も空いていて疲労感も少なく、上信越道まで進み、松代PAで休憩。

松代PAにて。結果としてこの休憩がこの日唯一の休憩であった。
高速道路をずっと定速巡航しているからこその休憩ペースである。

12Lの燃料タンクでは新潟まではもたないので、ついでに給油。
自分のジクサー250の平均燃費は40km/Lだが、高速道路を走行すると35km/L程度まで落ちてしまう。
単価はレギュラー1Lあたり、194円。バイクじゃなきゃぶっ倒れそうな金額…

この後も快調に進み、11時頃に新潟港に到着。渋滞なく時間通りに到着することができて一安心。

乗船手続きを済ませ、乗船に備える。


・いざ、乗船

待機列に並び、ひとまず1枚。
バイクの乗船は1番最初だった…はず。出航の一時間前に着いたものの、慌ただしく時間は過ぎる。

11時30分頃、乗船のアナウンスが入る。
係員の指示に従い、船の中へ。
笛の音と、「ハンドルロック、ギアローで!」の声が車両甲板に響く。
船内で必要な貴重品と着替えだけもっていざ船内へ。

今回の船室は「ツーリストA」寝台列車の解放式B寝台みたいな安部屋だが、人のいびきとかそんなに気にならないタチなので、自分の布団さえ用意されていれば十分。

荷物を置き、一息ついたところでレストランへ。
菓子パン2つで半日走り続けたので、一番風呂争奪戦はリタイアということで…
3年前に乗船したときは厨房のカウンターで料理を注文、ついでにそこにおかず小鉢が置かれていた気がしたが、今回乗船したらテーブルにタブレットが用意され、そこから注文するシステムになっていた。

新日本海オリジナルビーフカレー

食べ終わるころに出航。どうやら30分遅れての出航のようだ。
小樽まで16時間の長旅が始まった。

3年前の出航は大雨の中だった。今回は夏らしい青空の中、新潟を後にする。

・大海原を眺めながら

さて、昼食後、風呂に入れば、夕飯まで基本である。電波も入らないので、スマホをいじって暇を潰すこともできない。船旅に慣れている人は映画とかドラマをダウンロードして乗船するのだろうが、自分は毎回ダウンロードし忘れて来るので今回もノーエンタメで過ごすことになってしまった。

ただ今回は以前と変わった点が1つ。

フライング北海道、させていただきました。

お酒が飲めるという点。前回の北海道ツーリングは華の17歳だったので、船内あちこちで顔真っ赤にしている大人達をよそ目にルート選定をしていたのだが、今回は顔真っ赤にしている側へ…

お酒はそこまで強くないけど、日本海をぼんやり眺めながら飲むサッポロクラシック、3割増しで美味い。

気づけばこの日の午後はほとんど展望デッキまでの通路に置かれた椅子に座り、海を眺めていた。
スマホの通知からも解放されたこの時間は、
今の世の中で「旅」を一番感じさせる時間なのかもしれない。

・明日へ

明日の詳細をサクッと決めた後、夕飯を食べ、4時30分の下船に備えて眠りにつく。

モタモタしてたらレストラン閉まってしまったので、カフェのパスタ

明日の天気予報は曇りのち雨。
幸先は悪いが、3年ぶりのバイクでの北海道を楽しもう。

続く

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