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きょうの料理「かぶら蒸し」と梅が香りてローストビーフ弁当。


#おいしいはたのしい

2月ジュリアチャイルドのボナペティ

2月のある日、いつも買い物にいくスーパーの前にずっとあったフレンチの小さなお店、ビストロファミーユに気がついた。店主がひとりで切り盛りしていて昼間はその時代はパートの奥さんがふたりいつも手伝いにきていた。私は在宅で仕事していた2年ぐらいみっちりほとんど毎日ランチに通った。フレンチといってもその店の店主の創作フレンチがとてもおいしかった。¥1000~1300の日替わりランチメニューは魚料理と肉料理で構成されていて私が最初に行った日は魚料理のいわしのカレーソテーを食べた。私はいわしのような下魚は苦手だしそんなに期待していなかったのにすごくおいしかった。そのお店、ビストロファミーユは後に小室圭さんがアルバイトしていた事で閉店してから有名になった。確かに大学生ぐらいの若い男の子がたまにきていたのを見かけた事がある。私は夜はほとんどクリスマスディナー以外は行かなかったけど昼間に見かけた事があった。私が常連で通った時は今はカフェみたいな店になっている所にあった小さな本屋さんのおじいさんが毎日ランチに来ていたりシュガーアートの日吉ルミ子さんの本の写真を撮ったカメラマンの写真屋さんと店主の友人のような男性がよくきていた。その友人の男性(どうもライターか何かをしてる人みたい)は私が長く住んだアパートを引っ越した先の新築アパートの隣に入居したのがその人だった。しかもそのアパートの大家さんの田中さん夫婦も常連だった。店主がそう教えてくれた。ずっと大倉山に住んでいる人はもっと昔から通った人がたくさんいると思う。前のスーパーのマルエツでレジ係をしている女性も、もう20年以上いる人の中にきていた人もそういえばいた。あのカウンターで食事したことを思い出すとまさかお店が閉店する時がくるとは思わなかった。きっと店主もそう思っていたのではないかと思う。

去年の料理日記「そういえばはじまりはいわしの南蛮漬け!」


おいしい店に出会う事のほうがまれな事だと思う。お金をたくさん出せばそれなりにおいしいものは食べられる。そういう意味でがっかりした店も多い。最近では近所にあったおいしい和食屋さんもコロナ?閉店してしまってショック。ファミーユの時もそうだけど「ああ、もっと行っとけばよかった」そう思える店が自分のお気に入りでホントに美味しかった店だと思う。チェーン店のファミレスのお店にも中途半端ではなく完璧にすべてがマニュアル化されているとある意味そのレストランで食事をするとどこにいっても味もサービスも変わらないというよさもある。それが経営理念を簡単に理解できる事だと思う。それ以外だと個人経営のレストランやお店はその個人の料理人の経営理念に左右されると思う。それが自分の趣味とほとんどぴったりくるかどうかがおいしい店の相性になると感じる。私はじつはそれほど自炊が好きなワケではないけど今みたいな状況だとわりと神経質でとことん自炊になってしまった。

アメブロに書いている日記の中にもその時の気分を書いているのをみるとここからはじまってる!というのをみつける事ができる。

https://ameblo.jp/sakuralunaluna7/entry-12595613785.html


きょうの料理日記「京都の寒い日のかぶら蒸し」

あれからほとんど1年経って現在ではものすごく「おうちごはん」がレベルアップしたかもしれない。じつは去年の今日(正確にはもう昨日)はビュッフェパーティーメニューとテーブルコーディネートのレッスンに行った。まだコロナは本格的ではなかったけどシャンパンとケータリングメニューは覚えている。私は少しも変わらないけどまわりは少しずつ変わっていく。
朝、オレンジページのツィッターであんかけの話題がでたので少し考えてみた。あんかけだと昔おなじ職場にいた人が京都旅行でおいしいかぶら蒸しをたべた話をしてくれた事があった。

お昼は近所の森でまた梅にかこまれておいしいお弁当を注文した。この習慣はしばらくやめられない。
梅の花にかこまれてお天気のいい1日の昼下がりを過ごすのは。



それを思い出して奈良京都出身の私が今日は柚子風味のかぶら蒸しを作ってみた。初めて手作りしたけど回数を重ねるともっと上手くなるかも!かぶは皮ごとすりおろすのか皮を剥いてすりおろすのか迷ったけど次回は皮を剥いてすりおろしてみよう、卵白を使ったあとの菜の花の黄身酢和えももっと改良しておいしくできる!これが私のお手製料理の理念になる。

saloonfreak