北欧気分のおこもりレシピ
かもめ食堂のイメージで
かなり前に「かもめ食堂」という北欧のフィンランドで日本女性が食堂をやる映画を観た。外国でたまご焼きや煮物をだす和食の食堂が北欧の町でフィンランド人にウケるストーリーはいつかそんな気分でごはんを作ってみたいと思っていた。
家の近くにIKEAがオープンした。北欧家具をリーズナブルな価格で販売するインテリアショップで、偶然かもしれないけど私はなぜか寒い北の国と相性がいいかもしれない。
以前趣味のフラワーアレンジメントの仕事でアートフラワーのインテリア会社にいたことがあるけどその会社もスウェーデンの北欧家具を扱う会社で家具は日本で展開しなかったのは大型北欧家具は日本と気候が違うので船便で輸入すると温度や湿度差で木製家具にひびが入るなどのダメージがあるからだといっていた。インテリアもファッションも北欧スカンジナビアパターンはなんともいえない趣きがあってパリや英国とはまた一線を画する魅力がある。好みはヨーロッパの物にひかれるけどなぜか寒くて外に出られない長時間家の中ですごす北欧やロシアの物にいつも引き寄せられる。
それでIKEAショップもいいものがあれば、とオープンした当時は行ってみたけど北欧家具を置いているのでショップはとても広くてあまり見て回る時間がなかった。でも去年のコロナ自粛休業で運動不足解消を兼ねてほとんど1日中店内を歩きまわる時間ができた。冬の時間が長いまるで北欧のような昨今のおうち時間中心の生活状態はおこもりレシピで楽しく、しのぐ。
食器やカトラリーなどの雑貨もとても充実していてお気に入りをいくつか見つけた。とてもリーズナブルなのにすごく使いやすい!耐熱性ガラスのキャセロールはオーブンで、サラダで、和食でフルに活躍している。食器もおなじテイストで色違いのコーディネートで肉じゃがをかもめ食堂風にイメージして作ると楽しい。北あかりじゃがいもを使って北欧気分になってみた!『1分cookアボカドの鶏ガラスープ和え』やにんじんたっぷりひじき煮もサマになる。北欧や北国は和食の繊細さとよくマッチする。
長時間も計量もナシの一期一会レシピ
私の和食煮物ポイントはすべて時短のカンタンフライパン蒸し炒めテクニックでつくる。時間がかかったり計量したり、しない。難点をいえば2度とおなじ味つけはないということでこれを感動的な一期一会レシピとよぼう。野菜のおいしさをなるべくシンプルにあまり時間と手を加えず栄養たっぷりにとりたい。だからいつも野菜そのものの味がとても濃く感じる。フライパンに野菜、そして落とし蓋で肉じゃがもカンタンにつくる。こだわるのは野菜の素材やおいしい出汁。
パパッと作ってすぐにできてくる食堂のように意識してつくる。
まるで北欧の町でウケるかもめ食堂みたい。
saloonfreak