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暑さ寒さも彼岸まで 秋茄子は嫁に食わすな

暑さ寒さも彼岸まで

お彼岸の中日、
夜風が涼しく感じました。
昼間の陽射しも柔らかくなったようです。
ここ数年、暑さが長引き、秋が短く思えます。

秋茄子は嫁に食わすな

陰陽五行説に基づき、
食物は五味(酸=すっぱい、苦=にがい、
甘=あまい、辛=からい、鹹=しおからい)、
五性(熱、温、平、涼、寒)に分類され、
どの臓腑器官にどんな作用をするのか、
身体を温めるのか、冷やすのかが
わかっています。

茄子は食味食性・甘涼、清熱作用の食べもので、
暑い夏の時期には
身体のほてりを冷ましてくれますが、
秋に摂ると身体を冷やしてしまいます。

これから赤ちゃんを産みたいお嫁さんにとって、
冷えは大敵で、
また秋茄子は種子が少ないので、
子種が少なくなるという言い伝えもあり、
「秋茄子は嫁に食わすな」は、
お嫁さんを大切に思う、
家族の愛ある言葉と解釈いたしましょう。

・・・今の時代だと、
何とかハラスメントになりませんかね。

それでもやっぱり、秋茄子をいただくときは、
お嫁さんじゃなくても、
身体を温める辛味の生姜、唐辛子などを加えましょう。

お彼岸の休日お昼ごはん

茄子は、にんにく、生姜、豆板醤を加えて
炒めました。

他には、ビーツとたまねぎ、トマト缶でスープ。
きのこのソテー。
パプリカのマリネ。
ミックスリーフのサラダ。

休日といっても、勤務がないだけで、
たまっていた事務仕事に時間を費やしました。

買って、まだ読めていない本も読みたいです。

辰巳洋・著「医在厨房 医薬は台所にあり」
黒栁桂子・著「めざせ!ムショラン三ッ星」
香月牛山・原著「老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)」
「小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)」

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