身体の声を聞く

昨日の私はアクティブだった。

大掃除に全力で取り組み、全身を使って掃除する喜びを感じ楽しんだ、あんなにも掃除を楽しめたのは初めてだった。

部屋全体をお掃除シートで夢中で拭いたので、普段使っていない身体の筋肉が、筋肉痛になった。

その痛みを感じる度に、私は生きている！それをこの痛みが実感させてくれるんだと、ちゃんと筋肉の声を受け取った。

私は脳だけを一番重要だと頼りにしてきた。

勿論知識として知っていたので、沢山歩いた日は、足に頑張ってくれてありがとう♡と伝え、感謝はしていた。

でも日常で改めて全身の細胞一つ一つに感謝することもなく、意識すらしていなかった。

まるで脳だけに全ての権限を与え、独裁者に仕立て上げてきたように思う。

身体はしんどくて辛くても、文句を言わずに脳からの指令に従い、働き続けてくれていた。

私が休みたいなんて、絶対許されない、もっと頑張らなくては！もっと努力しなければ！と脳は焦らせてきた。

そのしわ寄せは全部私の身体に行っていた。

これからは全身に意識を向けて、細胞一つ一つに愛のエネルギーを送ろうと思う。

まだまだ始めたばかりの試みなので、うまくいかない事もあるだろう。

それでも、意識が変わった事実は大きい。

相変わらず、私の脳内は忙しい、思考して色んなおしゃべりがたえず聞こえてくる。

その思考が始まった瞬間に気づける自分になってきた、それはとても嬉しい。

でも昨日は、掃除に没頭していた為、確かに思考はあまり使わなかった気がする。

それよりも、今ここに集中できて、手の感覚や足の感覚を意識して、お掃除ロボットのように働いた。

以前の私は、掃除しながら思考して 過去や未来に意識が飛んでいて、だからなのか大掃除の度に手を擦りむいたり、足を打ち付けたり、そういう怪我をすることが多かったように思う。

昨日の私は思考よりも、手や足や全身に意識を向けていた。

だから怪我をすることなく無傷で掃除を完了できたのだ。

私の身体が、やっと気づいてくれたと歓喜しているのを感じる。

分離していた 私の心と身体が ようやく一体化して、一つのチームになってきたのかもしれない。

脳だけに頼らず、これからは全身に意識を向けて、身体の声を聞いてあげたい。

そしてどんな時も、私と共にあるこの身体を大切に慈しんでいきたいと思う。

ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️